1本足の栄光―ある片足アスリートの半生

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408611242
  • NDC分類 782.6
  • Cコード C0098

内容説明

片足を失いながら、スキー、アイスホッケー、自転車競技、トライアスロンの4つの競技で全米代表になり、97年障害者トライアスロン世界選手権優賞、00年シドニー・パラリンピック出場、02年障害者自転車世界選手権優賞、ハワイ・アイアンマン・レース完走4度など、輝かしい実績を残してきた男の、人生応援歌。

目次

第1章 両足時代(すさんだ少年時代;本物の自分を求めて;リセット;人生の転機)
第2章 1本足のアスリート(新たなスタート;1本足のランナー;ニューヨーク・シティ・マラソン;アスリートへの旅立ち)
第3章 夢を追い続ける(世界レベルの大会に挑む;トライアスロン・フォー・ライフ;競技者として;ハワイ・アイアンマン・レース)
第4章 1本足の栄光を目指して(スキーでの挫折;もう一度競技の道に打ち込む;パラリンピック出場の夢に向かって;2000年、シドニー)

著者等紹介

マーティン,ポール[マーティン,ポール][Martin,Paul]
1967年アメリカ、マサチューセッツ州ガードナーに生まれる。両親の離別や父親との決別、養子になるなど波瀾万丈な幼少期を送る。手に負えない典型的な不良だった。働き始めた25歳のとき、運転中に消防車と激突して大ケガを負い、左足切断を余儀なくされる。切断手術から1年後にスキーをしたことがきっかけで、アスリートの道を目指す。その後、スキー、アイスホッケー、自転車競技、トライアスロンの4つの競技で全米代表になり、97年障害者トライアスロン世界選手権優賞、00年シドニー・パラリンピック出場、02年障害者自転車世界選手権優勝、ハワイ・アイアンマン・レース完走4度など、輝かしい実績を残す。2004年アテネ・パラリンピック自転車競技米国代表

小滝頼介[コタキライスケ]
1941年生まれ。1965年に日本人として初めてアメリカのプロスキーインストラクター試験に合格、バーモント州で小滝スキースクールを開校。2年後に帰国し、群馬県谷川温泉ホワイトバレースキー場で小滝アメリカンスキースクールを開校。1972年に長野県斑尾高原に移設し、現在にいたる。社団法人日本職業スキー教師協会理事。同協会教育普及部にて障害者スキー委員会委員長を務め、同協会監修の「障害者スキー教本」の翻訳編集に編集委員として携わる
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