Joy novels
十津川警部捜査行―東海道殺人エクスプレス

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408606651
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

東京湾にそそぐ運河に面した無人駅で、二人は潮風に吹かれながらデートを楽しんでいた。しかし、その数日後、彼女が絞殺死体で発見された。だが彼女には殺されるような事情はなにもなかった。捜査に乗り出した十津川班の刑事は、別の事件との関連に目を付けた。その事件とは…。

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5年、東京に生まれる。公務員生活ののち、数々の職業を経ながら、創作活動を続ける。昭和38年、『歪んだ朝』でオール讀物推理新人賞、昭和40年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、推理作家としてデビュー。昭和56年、『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞し、推理界に不動の地位を築く。平成13年10月湯河原に「西村京太郎記念館」をオープン。全著作や作家としての記録を展示公開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
短編5話。単行本の標題の作品はない。東海道沿線での事件を集めたという趣旨らしい。 短編標題(所収単行本名) 運河の見える駅で(EF63形機関車の証言) 死を呼ぶ身延線(十津川警部の困惑) 殺人<ころし>は食堂車で(サスペンス・トレイン殺人事件) 長良川殺人事件(石狩川殺人事件) 十七年の空白(十七年の空白) 「運河の見える駅で」は、それはないだろうと思った。 著者の感情移入が少なく,淡々と書いている。 もう少し,被害者の周囲の人の気持ちも綴って欲しいかも。2012/09/09

tyut0n

2
「殺人は食堂車で」という話が一番良かった。2015/06/26

にしき

2
殺人は食堂車で:「逃げ道を作ってもことごとく否定」に参る刑事さんたち・・・。十七年の空白:珍しく「まさかと思ったけどそのまさかだった」という展開でした。2014/02/01

chupi

1
気軽に読める短編集。食堂車や港の工場が終点の路線で起きる殺人事件、十津川の出張など、期待通り、鉄道・旅情が感じられるもので良い。2019/09/15

さるきち

1
これは少し前の作品だが、やはり最近のよりも面白く、少しは現実感があって読める。5作の短編集だが、どれをとってもサクサク、それでいて軽くなく読めた。2016/09/03

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