Joy novels
パソコン探偵の名推理・完全版

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 291p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408605265
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

日本の最先端頭脳が作り上げたパソコン探偵「ゼニガタ」の事件簿。

著者等紹介

内田康夫[ウチダヤスオ]
コピーライター・CM制作会社社長を経て、1980年、処女長編『死者の木霊』でデビュー。以後、『本因坊殺人事件』『萩原朔太郎の亡霊』など、次々と話題作を発表し、人気作家の地歩を固める。『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦は、その後、もっとも人気の高い探偵役となっている。2008年日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sakadonohito

12
今風に言うとAIがデータをもとに犯罪をあばく。ガタイが良いだけが取柄の鴨田がエリートな友人達が作ったコンピューター探偵ゼニガタを活用して単体業を営む。とにかく昭和臭いので、どんな倫理観だったのか雰囲気を知りたい人にオススメ。2022/01/30

うりたんまま

3
10年ぶりに読み返しました。完全版と銘打ってあるだけあって、前に読んだ時よりも「死線上のアリア」が追加されており、一応の完結らしいです。内田さんのほかの作品とは一線を画するのかも知れませんが、読後はすっきりするのでこれはこれでありかな?と。ご本人も書かれている通り、とぼけた?お話で、隠れた名作です。2011/03/28

まきんぼ

2
面白かった〜。どんどん下ネタが加速するのには引いたけど、おふざけ具合に好感度アップ!2015/02/08

Smith, Ordinary. Person.

2
 内田康夫氏の連作短編集。初版は1984年だが年と版を重ね、2008年に完全版が出版された。  当時のSFの世界じゃあ人間以上の計算力を見せるコンピュータというのは珍しくは無かったろうが、ミステリの世界で事件の謎を解くパソコンが登場するというのは、当時はとても珍しかったことだろう。しかもゼニガタはくだらない冗談や世辞も言えるのだ。  今読んでも台詞の掛け合いが笑えるし、どのキャラも個性的。初版当時と違って、今は二人に一人は一台以上のパソコンを所有している時代なのだから、是非このシリーズを映像化して欲しい。

星華@FANKS

2
内田先生の今のイメージを壊す(良い意味で)作品だと思いました ゼニガタ可愛かったwww2011/04/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/507860
  • ご注意事項