内容説明
「日本政府は頭がおかしいのか?戦況は伝えてあるんだろう?もうすぐ眼前の敵は崩れる。この拠点は守れるんだぞ!貴官らの拠点だ!それを私達が守ってやったんじゃないか!」ルーカス大佐は激昂した。それには岸田中隊長が答えた。「自衛隊は任務達成のために戦闘をしてはいけないのです。あくまで正当防衛のみの戦闘しか許されておりません。現在、行われている戦闘は正当防衛を逸脱し、過剰防衛になっていると政府は判断したのです」「任務達成のために戦闘できない?それじゃあ、自衛隊は何のためにこんなところへやってきたんだ!」。
著者等紹介
砧大蔵[キヌタダイゾウ]
1962年、東京生まれ。日本大学文理学部社会学科卒業後、会社員生活を経て独立、映像製作物の企画、文筆業などさまざまな仕事に携わる
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