内容説明
凶暴な宝石強盗団を追う捜査陣の中で、新たに被害者が出た。鎌倉署の後藤部長刑事が函館で犯人に狙撃されたのだ。後藤刑事と親しい二階堂警視と日美子は、すぐに北海道に飛んだ。そこで事件は意外な展開を示し、日美子は単独で事件の真相に迫ろうと決意する。夫の二階堂の了解を得て、日美子は事件の核心に近づいて行くが、そこで彼女を待っていたものは、恐るべき犯罪集団の魔手だった。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。以後400冊を超す著作を持つ
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