マティーニからはじまる夜―読むお酒

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408594187
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

マーロウのギムレット、モンローのマティーニ、ホームズの朝酒、ヘミングウェイのモヒート…。酒神が演出する名場面で語られる粋な話の数々。お酒のお供の極上エッセイ!

目次

1章 マティーニからはじまる夜―バーに酔う(M&Mの夜;ジンと混ぜるもの ほか)
2章 酒とバラの日々―音楽に酔う(酒とバラの良き日々;サクランボの酒 ほか)
3章 ガンマンとシャンペン―映画に酔う(ケチるなよ;ソーダ・サイフォンの時代 ほか)
4章 幻の女―ミステリーに酔う(男は黙って飲む;タフな酒 ほか)
5章 ヘミングウェイのモヒート―文豪に酔う(別れに乾杯;残り豆用の酒 ほか)

著者等紹介

東理夫[ヒガシミチオ]
1941年生まれ、作家。アメリカ文化への造詣が深く、その独特の世界を様々な分野で発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

41
読むお酒と銘打っている通り、酒にまつわる出版物から、酒に関する話題を広げていった感じ。最初はもっと酒に関するエピソードメインだと思っていたので、途中少し肩透かし感ですが、新たに読みたい本が増えたので、本来の読書としての満足は充分得られた。流石にカクテルの王様マティーニの話題は多く、またマティーニを特にボンドレシピで飲んでみたいと思いましたが、残念ながら、我が家にはジンもウォッカもありません。あるのは、スイートベルモットのみという中途半端な状態です。ビールののど越しを帆船に例えられる粋な酒飲みになりたい!2016/10/29

niisun

11
酒×音楽、酒×映画、酒×小説の話題をまとめたエッセイで、興味をそそるんですが、登場する作品群が、私にはちょっと古かったのが残念。 著者と同年代の方々だったら、昔を懐かしみながら読めるんじゃないかと思いますね。 しかし、欧米の映画や小説には、ストレートのウィスキーを煽るシーンが頻繁に登場しますが、自称呑兵衛の私でもなかなかキツイです。やはり身体の作りが違うんでしょうねぇ。2014/09/23

くさてる

11
お酒と作家やミステリーカントリーミュージックにまつわるエッセイを集めたもの。こういう本にありがちな、ただ蘊蓄が並べられているようなものではなく、短い一篇一篇のエッセイそれぞれが自然な流れに沿って読みやすく、そのなかでお酒と音楽、文学が語られているので、飲みたいお酒も読みたい本も増えるような素敵な一冊です。2014/07/29

たびねこ

9
マティーニにはじまりマンハッタンで終わる。一人きりで飲むカクテル、バーという空間にはなんとドラマが詰まっていることか。2016/11/13

K

6
今度バーにいったらマティーニから飲もう・・・という気になるぞ。2015/02/22

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