内容説明
「雨の日のダイヤル通じそうで切る」「鬼は外 私はいつも外にいる」「その昔セーラー服が降りた駅」ドラマの主人公になって句を作る。それが現代川柳の楽しさです。さあ、あなたもドラマチック川柳の世界へ入ってみましょう。
目次
第１章 現代川柳は十七音字のドラマ
第２章 はじめての川柳
第３章 ようこそドラマチック川柳の世界へ
第４章 たかが一字されど一字 昌善流添削塾Ｑ＆Ａ
第５章 現代川柳はこんなにドラマチック
第６章 句会へ行こう
著者等紹介
杉山昌善［スギヤマショウゼン］
川柳作家・脚本家。季刊現代川柳「かもめ舎」編集委員、日本脚本家連盟会員。ＮＨＫ総合テレビ「こんにちはいっと６けん」川柳じぶん流選者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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かふ
17
川柳も「サラリーマン川柳」のように世相を皮肉っていればいいと思ったら、現代川柳は違っていた。俳句は自然を詠むものだが、川柳は人を詠むものらしい。だから無季なんだ。俳諧が連句という形式で、俳句は、発句五七五は格調高く、切れ字や季語を入れて全体的に見渡せるものを詠む。それに続く七七は問いの形で、例えば「にぎやなことにぎやかなこと」と繋いでいく。それを受けて次の五七五は「前句」と言って機知（ユーモア）で返さなけれならなかった。それが川柳の始まり。2022/10/08
おおにし
12
新型コロナによる巣ごもり中に始めたのがコロナ川柳。今までに経験したことのない日々を川柳で記録しておこうと思って始めてみた。最初は適当に作っていたがやはり川柳のことを少し勉強しようと図書館で借りてきた入門書がこの本。引用される川柳が自分にはあまりピンとこないのだが、川柳の奥深さを少し知ることができた。2020/06/13
雪野きずな
5
参考になった。時々作ってみよう。2019/10/28
カーメンホワット
0
川柳入門書として俺にはバッチリ相性よかった。新聞の投稿にチャレンジしてみようかなと2013/05/17
