内容説明
本書は「イスラムに対する無知からくる偏見」を取り除くことを第一の目的としています。つまり、この本はイスラムをもっと身近に感じてもらうための「入門書」です。彼らのジョークや笑い話を通じて、普段の日常のイスラム社会を知ることは、最もわかりやすく、かつ楽しいアプローチ法です。
目次
第1章 イスラム社会の宗教生活
第2章 イスラム社会の食生活
第3章 イスラム社会の風土&生活
第4章 イスラム社会の男女関係
第5章 イスラムジョークの人気キャラクターたち
第6章 イスラム社会の政治&紛争
著者等紹介
早坂隆[ハヤサカタカシ]
1973年愛知県に生まれる。ルポライター。東欧や中東地域を中心に、世界各国の取材をしている。2002年、「地下生活者たちの情景―ルーマニア・マンホールピープルの記録」で第12回週刊金曜日ルポルタージュ大賞優秀賞受賞。受賞作を加筆、改題した『ルーマニア・マンホール生活者たちの記録』(現代書館)は大きな話題を呼んだ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
3
イスラム社会と云うのは非常に硬い国と云うイメージがある。確かに厳密なイスラム教徒は戒律を守ることを絶対視しているが、それだけがイスラム社会と云うわけではない。ジョークと云うのは社会の一側面を表現しており、それらは社会が変わるごとに新しいものが付け加えられていく。2009/05/25
noko
2
イスラム社会=テロ国家というイメージを持っていたけれど、多数のジョークに笑ってるうちにイスラム社会が身近に感じた。イスラム教って規律が緩くて柔軟性があって、けっこういいな。そしてトルコ人ばかにされすぎで面白い。ビン・ラディンが死んだ今、イスラム社会の反応が気になります。2011/06/08
undo
1
ハッサン多すぎわらた2008/09/27
桃田桃子♪
0
イスラム教の人たちの考えが、キリスト教・ユダヤ教と比較してあって面白いジョーク本。笑いながら1時間ちょっとで読み終わったよ。2011/10/10