実業之日本社文庫<br> 追憶のかけら―現代語版

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実業之日本社文庫
追憶のかけら―現代語版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 656p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784408557427
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

作家デビュー30年×実業之日本社創業125周年
貫井徳郎文庫作品 連続刊行プロジェクト 第2弾 

600ページを一気読み!!!
どんでん返しは
何回あるのか!?

終戦直後と現代が複雑に絡み合う
驚愕と感動のミステリ巨編!

話が四転五転六転する!?
絶望の泥沼からの脱出!

事故で妻を喪い、
失意のどん底にいた大学講師・松嶋は、
自殺した作家の未発表手記を入手。
離れ離れになった娘と一緒に暮らすために、
作家の自殺の真相を究明し、名を上げようとするが……。
複雑に絡み合った謎の果てに辿り着いた真実とは? 
旧字旧仮名づかいの作中作が現代語となり
圧倒的なリーダビリティで生まれ変わった、
圧巻のミステリ巨編!
解説/野地嘉文

内容説明

事故で妻を喪い、失意のどん底にいた大学講師・松嶋は、自殺した作家の未発表手記を入手。離れ離れになった娘と一緒に暮らすために、作家の自殺の真相を究明し、名を上げようとするが…。複雑に絡み合った謎の果てに辿り着いた真実とは?旧字旧仮名づかいの作中作が現代語となり圧倒的なリーダビリティで生まれ変わった、圧巻のミステリ巨編!

著者等紹介

貫井徳郎[ヌクイトクロウ]
1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

49
グッと引きこまれて分厚かったけどあっという間に感じたけど、やっぱり500ページ以上の作品は出来れば上下巻に分けて欲しいなぁ… 作品は底知れぬ悪意が怖かったです。2022/08/10

ω

47
こちらの現代語版では、250ページ近い旧仮名をやめて読みやすくなっているそうなω にしても、大作だけどスピード感ある‼️小説内小説の、そっちの方が個人的には好き😳 さすが貫井先生。一気だぜ!2023/04/13

keiトモニ

42
老人・壮年・青年が組んだこれほどの大掛かりな猿芝居が成功するとは…それも大学講師ともあろう人が。世間知らずの学者馬鹿だからか。“600ページを一気読み!どんでん返しは何回あるのか?驚愕と感動のミステリ巨編!”と帯にある。確かに巨編ではあろうけど驚愕と感動はさてどうか。“作中作の手記は推理作家協会賞選考委員の北森鴻から「ここまでの長さは必要であっただろうか」と指摘”と野地嘉文氏解説にあり、事程左様に長いことから主人公2人でややややこしい。松嶋と妻の夫婦喧嘩、そんな原因で妻が実家に帰るか?解説者も疑問を呈す。2022/12/15

M

37
久しぶりの貫井さんの著書。分厚いけどスイスイ読めた。黒幕が誰か知れず二転三転、松嶋は性格なのか世間擦れしてないせいか、なんかいつもポイントがズレていてやきもきさせられる。結局黒幕そんな人!?長編でワクワク読んできただけに少し拍子抜け。でも貫井さんの小説らしかった。好きなんですよね。次は「罪と祈り」を読もう。2023/04/13

さち@毎日に感謝♪

27
厚みがちょっとした鈍器本。作中作が長くてそれだけで1冊の本になるんじゃないかと思いました。結末に向けて二転三転する展開は面白かったけど、読むのに疲れる作品でした。2023/05/07

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