実業之日本社文庫<br> きみに「ただいま」を言わせて

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実業之日本社文庫
きみに「ただいま」を言わせて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784408556673
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

血のつながらない3人の家族、それぞれが抱える秘密と苦悩、そして幸せのカタチを問う感動の物語! 希望をつなぐラストは圧巻!

内容説明

実の母・葛葉を幼い頃に事故で亡くした舞香は、葛葉の幼なじみのかおりとその夫・遊に引き取られる。生前の葛葉から虐待を受けていた彼女は、母への憎悪を抱き続けていた。そして、かおりと遊にも、葛葉の死に関わる誰にも言えない「秘密」が存在した。罪の意識に駆られながらも幸せを求める三人がたどり着いた真実とは!?衝撃のラストは圧巻!

著者等紹介

櫻いいよ[サクライイヨ]
2012年に『君が落とした青空』(スターツ出版)で作家デビュー。著作多数。第7回ネット小説大賞を『青に侵された屋上』(原題)で受賞し、のちに『それでも僕らは、屋上で誰かを想っていた』と改題し書籍化(宝島社)。青春の心の傷や葛藤を描く小説世界にはファンが多く、近年は児童文学の執筆など活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

41
きみに~カテゴリのライトノベルかと思ってたがかなりのイヤミスだった⒲不幸の連鎖で歪んだ愛しか知らない葛葉とその娘の舞香の内面を濃やかに描く物語。愛されたことがないから愛し方を知らない。家族の誰にも愛されないから、好きになった相手に依存し一方的に求めることしかできない。葛葉が「他人の優しさは残酷。惨めであるという役柄を押し付けないで欲しい」と親友のかおりに云った。つまり「幸せ」は相対的な概念なのかもしれない。他人と比較することでのみ幸せを感じ獲得しているとしたら、独りでは幸せを感じられないことの証左になる。2023/05/31

はな

23
家族にまつわる話。家族としてのつながりが血のつながりだけではないというものだけれど、読み進めるうちに真相をもし子が知ってしまったら、妻が夫が知ったのならと思うとなんだか怖いなとも思う内容だった。ずっと隠し続ける秘密を持っている。血のつながりがあってもなくても秘密の一つや二つはあったりもするものなのかもしれないとは思うけれど。。。それを加味してでもこの場所にいたいと思うことが大切なのかなとも思った。2022/11/21

なみ

15
血の繋がりのない3人家族の、それぞれが抱える秘密の物語。 歪なのにバランスが良くて、そのバランスを崩さないように、気を遣いながら、幸せな家族を維持しようとする舞香たちの姿が印象的でした。 胸を抉るような心情描写もすごかったです。ぐわああああ……ってなりました。 決して明るい話ではないけれど、たしかに一人の女の子の成長が描かれていて、舞香の未来がなるべく素敵なものになってほしいと願いながら本を閉じました。2021/06/07

ぷに丸

11
本当の母親を亡くしたことで、母親の親友であるかおりに引き取られた舞香の話から始まり、一家のそれぞれの想いや秘密にしておくべきと話さない内面の部分までが描かれていて、次々と提示される新たな話にどんどん惹き込まれていきました。家族とは何なのかを考えさせられる一冊でした。2022/06/24

一五

9
舞香の母 葛葉はやっかいだな。複雑な家庭環境だったにしても。舞香は、気を使って生きてるのが う~ん。今の家族と楽しく暮らせるように、祈ってしまう2022/03/06

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