出版社内容情報
全国から白バイガールが集結 夢は叶うか――大波乱の完結編!
神奈川県の白バイ隊員、本田木乃美は、全国の精鋭が集まる白バイ競技会への出場が決定。練習に励むうち、優勝候補と目された他県の女性白バイ隊員たちが続けざまに事故に遭遇し負傷。横浜市内では銃撃事件も発生、緊張が走るなか本番が近づいて――木乃美は憧れの箱根駅伝先導の座をつかめるか?
疾風怒濤の人気青春ミステリーシリーズ完結編!
内容説明
神奈川県の白バイ隊員・本田木乃美は、全国の精鋭が集まる白バイ競技会への出場が決定。練習に励むうち、優勝候補と目された他県の女性白バイ隊員たちが、続けざまに事故に遭遇し負傷。横浜市内では銃撃事件も発生、緊張が走るなか本番が近づいて―木乃美は憧れの箱根駅伝先導の座をつかめるか?疾走感満点の人気青春ミステリーシリーズ完結編!
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年長崎生まれ。「ある少女にまつわる殺人の告白」で第9回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞し、2011年同作でデビュー。2016年『白バイガール』で第2回神奈川本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんたろー
180
木乃美&潤がお互いに影響し合って成長した姿が上手く表現されて、シリーズ完結編らしい話の持って生き方。佐藤さん作品は巻を追う毎に散漫になる傾向があるが、軽いエンタメとして楽しめるし、コミカルなシーンやアクションシーンを随所に交えて、スイスイ読ませるのはある意味で職人芸だと思えた。シリーズを賑わせたメンバーたちを所々で効果的に出演させながら、二人の絆を象徴する「白バイでタンデム~お約束の飛び移り」で爽快に締める終盤は思わず拍手した。 名コンビになった二人に会えなくなるのは寂しいが、いつか再会できる事を願う🍀2021/07/30
ゆみねこ
96
シリー完結編。木乃実の全国白バイ競技会への出場が決まり練習に励む。ところが優勝候補の他県の女性白バイ隊員が相次いで事故で負傷する。それと時を同じくして横浜市内で頻発する銃撃事件。疾走感満点、楽しく読了。またどこかでこのメンバーに会いたい。面白かった。2021/10/20
紫 綺
74
シリーズ第6弾完結編。今回は暴力団VSコリアンマフィアの抗争がベース。ワクワクするバイクチェイスシーンは圧巻!いつ読んでも興奮を抑えられず、すぐにでもバイクに跨がりフルスロットルしたくなる(もう乗れないけど…)。もう読めなくなると思うと、とてつもなく寂しい。2021/05/03
☆よいこ
71
白バイガール⑥最終巻。全国白バイ安全運転競技大会に代表選出された本田木乃美は合同合宿に参加する。ライバル達と仲良くなった木乃美は休日に遊びに行く約束をするが、優勝候補が事故に遭う。有力選手が続けて事故にあい、不審に思う木乃美は調査にのりだす。川崎潤はヤクザと韓国系マフィアの抗争に巻き込まれた青年、姜鐘泰(カンジョンテ)を助ける。▽表紙みてまた跳ぶんかな?と。木乃美の良い所と、その良い所を真似したい潤がとても素敵でした。バイクがたくさん出てきた。2022/09/17
ぶんこ
63
シリーズ最終巻、寂しいです。木乃美さんが好きでした。川崎潤さんが変わっていくのも楽しみでした。今回も木乃美さんは2回も入院。可愛い顔して豪胆。今回最も怖かったのが、バイクのゴーグルに目の前に猫が飛び出してきたように錯覚される映像がうつせること。白バイ隊の活躍は面白かったのですが、流石に毎日凶悪犯を相手にする仕事ということは辛い。読む進めるのも限界かもとなり、ここで最終回というのはちょうどよかったと思えてきました。2021/07/27