出版社内容情報
大企業の御曹司が惨殺。後継者争いか、怨恨か――
大手塗料メーカー「リアルペイント」会長・真行寺総一に末期がんの宣告。直後から真行寺家に不吉な出来事が続発する。新社長就任を控えた息子・右京に、差出人が「真行寺右京」となっている奇妙な脅迫状が届く。続いて総一も謎めいた呼び出し状に誘われ、血洗島――大実業家・渋沢栄一生誕の地へ。数日後、秩父路を走行中のSL車内で右京が殺害! 現場に居合わせた推理作家・朝比奈耕作が真相を抉る!
2012年に惜しまれながら逝去した著者が、1995年に発表した傑作本格ミステリー、待望の復刊!
内容説明
大企業の御曹司が惨殺。後継者争いか、怨恨か―大手メーカー会長・真行寺総一に末期ガンの宣告。直後から真行寺家に不吉な出来事が続発する。新社長就任を控えた息子・右京に、差出人が彼自身の奇妙な脅迫状が届く。続いて総一も謎めいた呼び出し状に誘われ、血洗島―大実業家・渋沢栄一生誕の地へ。数日後、秩父路を走行中のSL車内で右京が殺害!現場に居合わせた朝比奈耕作の推理は…!?
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、多彩で個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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