出版社内容情報
近代日本経済の父、渋沢栄一。その息子の視点から描かれる、人を愛し国を愛した実業家の素顔。大河ドラマの予習にも必読の一冊。
内容説明
江戸から昭和へと四つの時代を駆け抜けた実業家、渋沢栄一。新政府では大蔵省の官僚、そして民間では多くの企業の創立や発展に携わる経済人として生きる中で、彼が重要視したのが公益の追求である。道徳に従った活動こそが経済の持続につながるという。息子の視点から、家族とのエピソードを交え栄一の生涯を俯瞰する随一の伝記、待望の文庫化!
目次
中の家
伸びる芽生え
ませた子供
レジスタンス
危険思想
地下運動
農民の道 志士の道
大激論
風塵
入牢か仕官か〔ほか〕
著者等紹介
渋沢秀雄[シブサワヒデオ]
1892年(明治25)、渋沢栄一の四男として東京に生まれる。東京帝大卒。田園都市株式会社(現・東急)取締役として東京の田園調布を開発。のち東宝会長、東映取締役を歴任。戦後は随筆、評論でも知られた。1984年(昭和59)逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件