出版社内容情報
日中合同映画「オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁」(11月15日公開予定)のノベライズ。山岳救助隊の死闘を描くサスペンス!
内容説明
山岳救助隊「ウィングス」を率いる隊長・姜のもとに、エベレストに墜落した飛行機に残された機密文書の捜索依頼が舞い込んだ。チームの隊員とともに、墜落現場である危険地帯“デスゾーン”へと飛び立つが、そこにはさまざまな陰謀が渦巻く、予想もつかない異常事態が待ち受けていた!日中合作のスペクタクルムービーを完全ノベライズ!
著者等紹介
嶋中潤[シマナカジュン]
1961年生まれ、千葉県出身。東北大学理学部卒業、東京工業大学大学院修了。国際宇宙ステーション関連業務に従事。2013年、『代理処罰』で第17回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっちゃん
19
映画の方は先に鑑賞済み!ノベライズだから当たり前だけど、そのまんま(笑)短いページ数でよくまとめたなぁ( ̄▽ ̄)2022/01/25
Nao Funasoko
18
『純子のてっぺん』を読んだ勢いでなんとなくエベレストの本が読みたくて(笑)。tiff特別招待作品のノベライズとのことだが割と軽くひねりもさほどなくサクッと読了。2019/10/17
うぇい
9
『代理処罰』がなかなか面白かったので嶋中さんの本を読みたかったので読んでみましたが、これは小説ではなく映画のノベライズなので、いろいろと仕方ないかな。 他の作品も読んでみたいです。2021/08/01
yamakujira
6
エベレストで活動する民間救助隊に、山頂近くに墜落した期待から機密文書を回収する助力を求める依頼が届いた。躊躇しながらも高額報酬に惹かれて、インド情報部を名乗るふたりの男とともにデスゾーンへ向かったチームのメンバーに悪意が牙を剥く。極限状態での息詰まる攻防なのに、なんとも薄っぺらくて、2時間ほどであっさり読み終えた。映画のノベライズらしいから制約があるのだろうけれど、救助隊や事件について映像では描き切れない背景描写を加えて、小説ならではの肉付けをしてほしかったな。映画を見たくはならなかった。 (★★☆☆☆)2020/02/25
アボカド
2
映画のノベライズとのこと。映画ありきなので、勝手に話を進めることはできないのでしょう。でも役所さんにとって、この映画への出演はよかったのでしょうか?? もちろん俳優としては、いろいろな作品に出る必要はあるでしょうが。中国の女優さん(張 静初)を知ることができたのはよかったですが、まもなく40歳になるとは信じられなかった。2019/12/01