内容説明
正しい恋、正しい結婚、どれを選べば満足するの？三十八歳で大手企業の課長職を務める晶子には、児島君という二十四歳の年下の彼氏がいる。様々な障害を乗り越えて結ばれたはずの二人だったが、両家の家族は今でも交際に反対。ましてや結婚なんて…と思っていたら、児島君がまさかのリストラ！？追い打ちのように晶子の仕事や身体にも大きな変化があらわれ始め―お仕事恋愛小説のバイブル！
著者等紹介
五十嵐貴久［イガラシタカヒサ］
１９６１年東京生まれ。成蹊大学卒業後出版社勤務。２００１年『リカ』でホラーサスペンス大賞を受賞してデビュー。お仕事恋愛小説シリーズ、警察サスペンスシリーズほか、コンゲーム小説、時代小説、家族小説など手がける分野は多岐にわたり、映像化作品も多数。広範な読者の支持を得ている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ウッディ
96
年下の男の子シリーズの完結編。両家の反対があっても、愛があれば、幸せな未来が開ける。読みやすくて、元気の出る一冊！2017/06/16
ユザキ部長
95
そうなんだよね。仕事って何のためにしてるのかって、そりゃ出世してある程度のポジションにいたいし、安定した給料を貰いたい、別に社長になるつもりはない。もちろん仕事だから真面目にやるけど、学園祭の延長みたいなものを求めてた。みんなで力を合わせて事にあたりたかった。一生懸命生きてきたんだもん。報われなきゃウソだよね。2020/06/03
まさきち
88
晶子と児島くんの年の差カップルの恋物語第3作にして完結編。少々ご都合主義的な展開ではあるものの、この二人が晴れて結婚出来てよかった～と安心させられて読了。親の反対やら仕事に忙殺される中、なんとか乗り越えていく姿に思わず声援を送りたくなりましたが、特に児島くんが改めてプロポーズする場面には思わずホロっとさせられ、ますます応援したくなってしまいました。二人の今後も楽しみにしながら読み終えた一冊です。2018/09/08
ゆきちん
57
「年下の男の子」「ウェディングベル」ときて第3弾で完結編。女性が14歳年上カップルの恋愛と広報担当のお仕事小説。難航していた両家の説得に加えて試練が訪れて、転機があって、まぁ、ハッピーエンド。っていうか、ハッピーエンドでないと許せないけど。一番の難関だった晶子の父のところは、結局そうかー、そんなもんかもなーと思いつつ。終始、児島くんの素晴らしさに癒されたこのシリーズ。こんな子、落ちてないかね？w2017/10/28
TAKA
54
晶子さんと児島君のシリーズ完結編。前作で結婚するのかと思わせといて本作まで引っ張ったあげくにめでたしです。タイトルどおりベイビーですからね。女性が14歳年上でもなんも隔たりはないんですけどね、当人が愛していれば、家族なら認めてあげましょうよって。晶子の母親が言うように苦労があり、失敗があり、後悔があり、そういうことがあるから面白いんです。いいことばかりの人生なんてつまらないですよと。なにより児島君が最後までブレなかったな。いったい弟の交換日記には何が書かれてんだ、そっちのほうが気になるやないか。2023/04/15
