出版社内容情報
喫茶店「風林火山」で殺されていた女と「風が殺した」の文字の謎。武田信玄と事件の関わりは? 傑作トラベルミステリー!
内容説明
テレビの骨董鑑定番組に女が武田信玄の肖像画を持ち込み、3人の鑑定家のなかでひとりだけが500万円の値を付けた。その戦国史を研究する大学准教授が後日、女が経営する喫茶店「風林火山」を訪ねると、店内で見知らぬ女が絞殺されていた。そして壁には「風が殺した」の文字が…。被害者は誰なのか?手がかりを追って、十津川警部は滋賀県大津市へ飛んだ!!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京都生まれ。63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2001年湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。04年日本ミステリー文学大賞を、10年長谷川伸賞を受賞した国民的作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。