内容説明
東京・葛飾の小仏探偵事務所を訪れた男性中学教師は、教え子の女生徒との関係を知られたことで脅迫されているという。脅迫者である女は自らを警視庁の刑事と称していた。偽刑事と睨んだ小仏は、教師、教え子と相談の上、脅迫金の受取り現場で待ちぶせするが、女は現われなかった。その頃、都心に近い高尾山の森林で死体が発見され…下町探偵が活躍する傑作ミステリー!
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1933年長野県生まれ。80年『九月の渓で』で小説宝石エンタテインメント小説大賞を受賞しデビュー。山岳推理小説の第一人者として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミツヒデ
6
馴染みの深い「高尾山」のタイトルに惹かれて購入。梓林太郎さんや太田蘭三さんの山岳ミステリーはかつて好んで読んでいた時期があったが、その後遠ざかっていたので久々です。 私立探偵小仏太郎が怪しげなスタッフふたりと警察を絡めて、高尾山が現場の殺人事件を解決します。教師が生徒との不倫関係をニセ警官に強請られたのが発端。この設定は厭だなあ。でも、サスペンスドラマのストーリーにはぴったりかも。 2014/07/01
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2015/06/18
ちょぴん
1
高尾山、登ったことないんですよね。イメージ湧かず、淡々と読んでしまいました。2020/11/06