内容説明
「オリジナル全国湯けむりかるた」創作コンテストに応募した警視庁捜査一課、志垣警部と和久井刑事の珍コンビ。結果はなんと優勝、記念に招待された群馬の名湯・伊香保温泉で二人は、石段街で起きた観光客の転落死に遭遇。単純な事故と思われたが、同行の男が失踪し、現場には「い」ではじまる“かるた”の絵札が一枚と「殺人は、これで終わりではない」のメッセージが…。
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。一橋大学商学部卒業。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1986年『Kの悲劇』でデビュー。1990年専業作家に。推理シリーズ、ホラー作品、さらには英語学習の著書から舞台脚本など、個性的な執筆活動を展開。225冊の著作を遺し、2012年5月14日、急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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coco夏ko10角
21
温泉殺人事件シリーズ。オリジナル全国湯けむりかるた創作コンテストに応募した二人、優勝記念に招待された伊香保温泉で事件が…。最近テレビで取り上げられることが増えた場所なのでイメージしやすかった。和久井には特に辛い事件だったな。2020/01/23
スミノフ
13
温泉殺人シリーズの中で、設定が1番ドロドロしていたかなあ。舞台も、伊香保というよりは群馬県全体に散らばっている印象。1つの地域を深〜く掘り下げる本シリーズとは、少し経路が違う印象を受けます。2021/02/11
yuzi
3
伊香保温泉に行ったので旅先で購入。旅行してるとついついいつもは読まないのにこういう2時間ドラマ的なご当地小説を買ってしまう。ご当地ものはその土地の概略や観光地を自然と覚えられるから面白い。話自体は陳腐だけど、その軽さがよいのかな。しかしこの話、くそ気持ち悪いおっさんが出てきて辟易。性犯罪者は再犯できない体にしてやればいいと思う。もう読まないな。2013/04/17
micari
1
40.2020/06/28
あちゃみ
1
このシリーズはじめて読んだ!!詠みやすかったし、その土地のことが詳しく書いてあって温泉に入りたくなった…伊香保いきたい…(。´Д⊂)2013/01/12