内容説明
深夜の街をさまよっていた植草治夫は、オフィスビルに次々と女が入っていくのを目撃する。誘われるようにビルに入った植草は、彼女たちの会議の驚くべき内容を知る…。一方、女子大生・塚川亜由美は夜道で酔っ払いを撃退。しかしその直後、男は逃げていった先で喉をかき切られて死んでしまう。誰が何のために殺したのか?表題作のほかに「花嫁は荒野に眠る」を収録。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。76年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。80年『愛妻に捧げるレクイエム』で第7回角川小説賞を受賞。2005年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。08年にはデビュー以来の著書が500冊を突破という金字塔を達成。ベストセラーを生み出し続ける国民的作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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