狙うて候―銃豪村田経芳の生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 627p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408534435
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

薩英戦争、鳥羽伏見の戦い、戊辰戦争、西南戦争…激動の幕末・明治を駆け抜けた男、村田経芳。近代「もの作り」の開祖にして、村田銃の開発者。欧米にも知られた名射撃家の波乱の生涯を描く長編時代小説。

著者等紹介

東郷隆[トウゴウリュウ]
1951年神奈川県横浜市生まれ。国学院大学卒。同大学博物館学研究助手、編集者を経て作家に。’94年に『大砲松』で吉川英治文学新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カール

4
初の国産小銃・村田銃を開発した村田経芳の一生を描いた伝記。600ページを超える大作ながら、銃に目覚めた少年時代、由良騒動から幕末、明治維新の政変、部隊を指揮した戊辰戦争や負傷した西南戦争、ヨーロッパ留学、村田銃の開発とバラエティー豊かなテーマで書かれていて退屈しない。一般的な書籍が少ない人物のため、エピソードにどれだけ史実とフィクションが混ざっているのかわからないのが残念だけど、伝記を書く上で教科書にしても構わないぐらいの出来。面白さ、テーマの豊かさ、展開の速さと、伝記を書く上で大いに参考になるはずだ。2019/04/20

Ryan

0
こういう人がいた、と言う事以上に、余り知らなかった西南戦争辺りの事情が分かり、面白い。2017/01/26

沼田のに

0
読み始めの日は50ページほど読んで眠ってしまった。この調子で読んだら600ページを越えるこの本を読み終わるのに12日も掛かるんじゃないかと覚悟して読んだら5日で読み終えた。長尺の物語だが作者の丁寧な説明と豪快で知的で正義感に富み公平な広い視野に描かれた主人公の人格と歩んだ道のりの面白さで退屈など無縁で読み終わるのが怖いような感覚になった。ノンフィクション系の本が俺に合ってるのかもしれない。8/102016/07/10

dknk

0
鉄砲版薩人マシーンこわい(ドリフ並感)。と半ばふざけて読んでいたらどんどん引き込まれる。鹿児島弁と前装式小銃と戊辰戦争に燃える/萌える向きには是非2014/11/19

Miyaz

0
面白い。この作者の本をもっと読みたい。星52011/03/04

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