内容説明
「軽井沢のセンセ」の陰謀で俳優・榎木孝明氏の依頼を肩代わりさせられた「ぼく」は、生まれて初めて鹿児島の土を踏む。榎木氏の母堂が何者かに、「金の石橋」の在処を示す古文書を渡せ―と脅迫されているというのだ。そしてついに殺人事件が…。鹿児島から熊本へ、石橋という文化遺産を取材する旅をつづけながら、「ぼく」は見えない恐喝者と競いあって、黄金の石橋を追う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Taka
48
浅見光彦シリーズ。 今回は九州、鹿児島に架かる石橋の話。相変わらず見事な解決っぷり。2018/04/17
ミーママ
47
図書館の本📙 浅見光彦シリーズ! 今回は鹿児島。一度行ってみたいところ。 西郷隆盛も絡んで興味深い作品だった‼️ 大好きな内田作品、全て読み返そうと思った 2021-852021/07/18
sora
26
犯人よりも石橋の場所などに興味がいき、犯人が分かった時の感動よりも、九州の観光ガイドブックを広げて「あ、ここだ」と見つけたときの感動のほうが大きい始末でした。でも、よかった2015/08/24
まきんぼ
5
浅見光彦のソアラが走った道を地図を広げて追いかけて行き、まるで自分も旅行をしているかの様に擬似体験できるのが、このシリーズの魅力!今回の舞台は九州!あまり浅見が乗り気もしないテーマの『石橋』を中心にしたサスペンス。東京との行き来もなく、読みやすくまとまった作品。まさかのどんでん返しで面白かった!途中、尺八のオヤジが犯人かとヒヤヒヤ(笑)2013/02/11
急いで突厥
3
読了日は読み終わった日のかなり前です。 浅見光彦シリーズ2004/01/01