夜離れ

夜離れ

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784408533353
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

自分を見つめつつも、流れにあらがえない女性心理全六編。心の壊れゆくさまをじわじわと描いたサイコ・サスペンス集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

17
心理的にずっしりくる短編集でした。特に、淡々と怖かった『4℃の恋』と、思い込みで自分の世界を作ってしった主人公の『青い夜の底で』が、ゾクッとしました。2012/07/13

こふく

14
かなり昔の積読本。わかるわかる、とチビチビ頷く反面、グサリとくるなぁ。つくづくオンナってめんどくさいと思うがやめられないのだ♪2020/03/11

星落秋風五丈原

8
女子大生の就職難に見舞われて就職浪人の身となった比佐子は、ブランクの1年間を有意義に過ごすため、夜の赤坂で働くことにした。他人に何と言われようと自分さえしっかりしていれば染まったり流されたりしないはずだったのだが…表題作他口やかましい祖父が明日をも知れない命だと知る晶世は、父に知られないようにある企みを思いつく「4℃の恋」恋人摩美の友人朋子に紹介された敦行は、しっかりした彼女に好感を抱く。ところが彼女は神経性の失語症にかかってしまうのだった「祝辞」2001/08/16

zanta

8
再読。登場人物の心理の書き込みが細やかで説得力がある。まっとうな人生を歩みたくて、いつの間にか踏み違えている。密かな悪意、密かな嫉妬。共感してしまうことも多く、今いる平安に感謝する。2013/04/21

にか

6
「ちょっと狡い女」「プライドの高い女」「人と比べたがる女」「思い込みの激しい女」etc……。ほんと、女って小説のネタが尽きないなぁ。でもって女って可愛いなぁ。男の闇の部分って犯罪レベルになるのに対して女って嫌われるくらいで済んじゃうし笑2018/10/29

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