Joy novels
富士五湖氷穴の殺人―私立探偵・小仏太郎

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408505343
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

大衆新聞「日刊社会」に、投書が匿名で送りつけられた。それによると、女優の卵の梅宮汐里が数日前から行方不明だという。しかも彼女は警視庁の杉下管理官の隠し娘であると書かれていた。警察のスキャンダルになりかねない告発の真相を解明するため、私立探偵・小仏太郎は汐里の母親を訪ねるが、「富士山の近くの湖」に行くと言い残し旅行に出かけていた。小仏は富士五湖へ向うが、謎の死体が発見されて…下町人情探偵が活躍する傑作ミステリー。

著者等紹介

梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。昭和55年、作家デビュー。山岳ミステリー、旅情ミステリーの第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

尾塚

4
探偵小仏太郎シリーズ。知人女性が行方不明の連絡。旅先の富士五湖で連続殺人事件発生といった梓サスペンス。でも今回はご当地の話題が少なめなので、地図をみながらといったことはありませんでした。どうも出だしは生きよいを感じた梓サスペンスでしたが、後半は失速気味。唐突に現れた犯人も読み進めても、動機が不可思議。恐喝は分かるけど殺人までやっちゃうの?といった印象です。でもベテラン作家ですよね。結末が気になって最後まで興味をもって読みました。2013/08/20

mercury

1
あまりに納得のいかない動機に驚いた。2012/04/18

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