Joy novels
高尾山 魔界の彷徨―私立探偵・小仏太郎

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408505299
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

東京・葛飾の小仏探偵事務所を訪れた男性中学教師は教え子の女生徒との関係を知られたことで脅迫されているという。その脅迫相手である女は自らを警視庁刑事だと称している。ニセ刑事と睨んだ小仏は、教師、教え子と相談の上、脅迫金の受取り現場で待ちぶせするが、女は現われなかった。翌日、都心にほど近い高尾山の森林で死体が発見され…下町探偵が活躍する書き下ろし傑作ミステリー。

著者等紹介

梓林太郎[アズサリンタロウ]
長野県生まれ。昭和55年、作家デビュー。山岳ミステリー、旅情ミステリーの第一人者として人気を博している。著書に私立探偵・小仏太郎シリーズ(小社刊)ほか、人情刑事・道原伝吉、旅行作家・茶屋次郎、山岳救助隊員・紫門一鬼などの人気シリーズ、松本清張との交流を描いた『回想・松本清張 私だけが知る巨人の素顔』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

1
高尾山に惹かれて読んだのに、看板に偽りあり、魔界の彷徨ってなんのことやら。高尾山の描写もあまりないし、殺人現場も突き落として死ぬほどの崖だったかなぁ。高尾山についても、ミステリとしても、なんとも物足りないけれど、気軽に楽しめる娯楽ミステリってところだね。 (★★★☆☆)2015/02/11

あずき

0
舞台が高尾山という事で読み始めました。高尾山は何時行っても登山者や参拝客で賑わっています。そんな中でどのようなトリックが使われるのか興味津々でした。お話は読みやすく楽しめました。ロケーションもあの辺りかなと思いながら楽しみました。しかし犯人が事件を起こした時の場所の描き方に少しの物足りなさを感じました。2013/09/18

尾塚

0
個性的な私立探偵が活躍するハードボイルド作品です。組織的に事件に立ち向かう警察物も面白いけど、こういった作品も面白い。中学教師と教え子の不倫や人妻売春事件等々、犯人に意外性はないけど気軽に読める作品だと思います。2012/04/06

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