内容説明
北条早苗刑事は久々の休暇をとり、飛騨高山への一人旅に出た。しかし、特急「ひだ3号」で隣り合った男が毒殺される。早苗の証言で、車内で男と話していた女が岐阜県警に逮捕されるが、早苗には女が犯人とは思えない。十津川警部班は、東京に住む容疑者の身辺を調べるうち、彼女は不可解な遺書を残し、自殺してしまった!女はやはり犯人なのか!?表題作ほか3編を収録。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
昭和5年、東京に生まれる。公務員生活ののち、数々の職業を経て、創作活動をつづける。昭和38年、『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞、40年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞、推理作家としてデビュー。56年『終着駅殺人事件』の日本推理作家協会賞受賞で推理界に不動の地位を築く。平成13年10月湯河原町に「西村京太郎記念館」をオープン。平成16年10月末に、第8回ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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