Joy novels
八甲田山殺人事件

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  • サイズ 新書判/ページ数 293p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408505176
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

有名ニュースキャスターの娘が、都内アパートの浴槽で「凍死体」となって発見!その恋人である人気モデル小嶋英介の関与が疑われたが、彼もまた雪の八甲田山で無残な姿で見つかった!二人は誰からも好かれる人柄のよさで知られ、怨まれる理由がまったくわからない。だが現場に残された謎めいた落書きと不思議な絵の数々、それに郷土玩具の鳩笛から、志垣と和久井ら捜査陣は、東京と青森の秘湯を結ぶ事件の真相にたどり着いた。

著者等紹介

吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。東京出身。一橋大学商学部卒。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て、1990年、専業作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

9
志垣警部シリーズでした。雪山や氷の死体のミステリーでした。2012/06/02

t280280

1
これは、いい人症候群ともいうべき性格がもたらした悲劇なんでしょうか。『いい人』キャラは、ある程度他人の目があってこそのもの。そうあり続けるためには内面はいろんな葛藤があると言うことでしょう。死亡した二人はそれ以上に自分のために他人を切り捨てることができなかったのかもしれません。背景にあった、日本人妻として来日し不幸に終わったフィリピン人女性の悲劇が、彼らにそこまで重くのしかかってしまうというのが、、。いい人ゆえならちょっと悲しすぎます。2012/04/14

Ree.

0
20年以上前に、読み漁った作家さん。なんか懐かしかった。2016/12/03

みさよ♪

0
大好きな志垣警部&和久井刑事のシリーズだったけど、なんだか読後が今まで読んだものよりドヨンとしてしまいました。殺人事件が題材なのだから、毎回ハッピーエンドではないのが当たり前なんだけど、誰も幸せになれなかったのは虚しい感じで。ふたりの軽快なボケとツッコミも、読後は飛んでしまうくらい報われない話でした。2012/06/07

心音

0
志垣警部&和久井の温泉殺人事件シリーズです。 ボケとツッコミが好きで、シリーズは全部読んでいます。が、、推理小説としてどうかと言えば・・・特に、意外性もなく、ハラハラドキドキもない(笑) 内容的に書くとしたら、、、 表面的に、いい人と言われていても、内面はいろんな葛藤があるんだと言う事かな。。 あとは、、親から見て男関係などないと思っている娘が中絶経験があったとか。。 親はショックを受けるが、、それでショックを受ける親がどうかしてるかと。。(笑) 2011/01/24

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