Joy novels
親不孝通りラプソディー

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  • サイズ 新書判/ページ数 316p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408505008
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

1985年、博多の町を騒がす高校生コンビ、鴨志田鉄樹(通称テッキ=俺)と根岸球太(通称キュータ=オレ)。美人局に引っかかったキュータは、地元信金の裏金を奪おうとテッキに持ちかける。警察の射撃訓練場で拾った弾丸を現場に残し、捜査を撹乱させる計画も存在。無謀な計画をテッキに断られたキュータは、山沢組の下っ端少年と組んで決行。首尾よく金を手にした途端、歯車が狂い始めた。残された弾丸があぶり出す警察の裏事情、一連の計画の裏で糸を引く謎の人物、金を狙う山沢組、さらに脱北者グループも絡んで博多は危機寸前。テッキとキュータに明日はあるのか―。

著者等紹介

北森鴻[キタモリコウ]
1961年山口県出身。駒沢大学文学部卒。95年鮎川哲也賞を受賞してデビュー。99年、『花の下にて春死なむ』で日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kishikan

7
博多のちょっと危ない若者コンビ(通称:カモ・ねぎコンビ)が主人公のシリーズ第2弾。といっても、物語はこの二人、鴨志田テッキと根岸キュータが高校生だった頃の回想というところから始まる。ということで、親不孝通りディテクティブを読んだ方なら、なぁるほど、こんなことがあったから、こうなったのか・・・、ということも分かってしまうのだ。博多のライブハウスでの美人局事件に引っかかり銀行強盗をしてしまう。警察をかく乱するための小細工が、計画の歯車を狂わせヤクザに狙われる、さらには元警察官の起こした事件や脱北者グループとそ2009/08/24

poke

6
読む順番を間違えた気がする。過去から読んでみると、ただただはちゃめちゃな話で何がメインになっているのか途中でわからなくなってしまった...2021/06/26

ガラクタリズム

5
絶対自分には無理な青春です(笑)殆ど悪どいのに、どこか憎めないお話。2009/02/04

ripurou

4
いや、面白かった!! ひとつの仕組まれた事件がドンドン他の事件を巻き込んで、しかも単純な連鎖じゃなく、複雑に絡み合う。カモネギコンビの高校時代、、、いやはやすごい高校時代だけど、勢いのある話で一気読み。最後、続編ありそうな終わり方だったのに、残念。2010/04/06

zazo嶋

4
サイコー!! 読んでて薄っすら鳥肌たったー。2009/07/09

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