Joy novels
腕貫探偵―市民サーヴィス課出張所事件簿

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408504926
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

隣人の死体に遭遇…しかも移動した?行方不明になった学生?母親が突然欝になった?二股がバレて別れた相手との復活愛はあり?さまざまな悩める市民の相談ごとが持ち込まれる「市民サーヴィス課臨時出張所」で応対するのは、黒い腕貫を嵌めた年齢不詳の職員だ。聞き上手なその誘いにのって、ついついプライベートな悩みごとを話してしまうと…さらりと返されてくるひと言に問題解決の重大なヒントが…。軽妙なユーモアたっぷりな筆致で描く連作ミステリ七編。

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。1995年に『解体諸因』でデビュー。本格ミステリーとSF的手法を融合させた作品で人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よむよむ

29
これも“安楽椅子探偵”?サラッと話を聞いただけで謎を解いてしまう謎の男。アンタ一体だれ?2010/12/21

あっちゃん

15
面白かった!以前「七回死んだ男」を読んで良かったので、借りてみた!スクランブル・カンパニィが特にお気に入り♪しかし、こんなに前面に出ない探偵も珍しいなぁ…神出鬼没さが、笑うセールスマンを思わせるなぁ(笑)2012/12/08

らなん

12
西澤さん4冊目。2007年、連作短編集。腕貫をした人が、謎というかヒントをくれるという設定だった。移動する死体など、読みやすかったが、腕貫さんの印象が薄くて、イメージしにくかった。続編も読んだら、また違うのだろうか。2022/07/23

zazo嶋

9
この表紙のイラスト...うわぁ...酷い。あんまりでしょ?と思って読み始めたら...確かにこの「腕貫」さんの描写を読む限りでは...このイラスト通りかもw。そもそもこの「腕貫」さん、名前すら登場しないという新たなスタイルの安楽椅子探偵。人のハナシを聞いただけで、解決に至るヒントを依頼人に、あくまでも推測ですが...的なニュアンスで伝える。これまた探偵小説として如何なものかと思うくらいにユルいw。そこがこの作品のいい味なのです。殺人事件の捜査中の本職の刑事までもがこの市民サービス課出張所で事件の概要を相談す2010/11/15

6
面白かったぁ♪表紙の方が座ってたら、かなり困らないと相談する勇気が持てないかも。腕貫って単語知りませんでした…。↓の“きのこさん”同様、敏腕って思ってました。2013/07/30

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