内容説明
“新宿”ナンバーワンガイド外道棒八の前に現われた少年・イチロー。少年は自分が外道の息子だと名乗り、亡母の遺灰を“新宿”へ撒きたいと希望していた。子供や妻になど覚えのない外道に、最大の危機が襲うのはその直後のことだった。過去に封印されたはずの邪神、クトゥルーとヨグ・ソトホートが甦ったのだ。数十トンの水圧も、果てのない暗黒空間までも操る両邪神。それに対抗すべく、外道の右腕となったのは“新宿警察”の美人女警官三人であった。並みの男が目を見張る色香と腕っ節の強さを誇る女警官たちはイチロー少年を護衛しながら、外道とともに“新宿”中を駆けめぐることになるが―。
著者等紹介
菊地秀行［キクチヒデユキ］
１９４９年千葉県生まれ。青山学院大学卒業。在学中は推理小説研究会で活躍。卒業後は雑誌記者、翻訳業のかたわら小説を発表。８２年『魔界都市“新宿”』でデビュー。伝奇アクションならびに『幽剣抄』シリーズなど、時代怪異小説分野も含み著書は３００冊を越え、多数のベストセラーを誇る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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オルガ
1
図書館でレンタル。魔界都市とクトゥルーがコラボした物語。ネクロノミコンを巡っての三つ巴の戦いがメインだけどちょっと派手さに欠けるかな。魔界都市を舞台にした意味もあまりなかったみたいだし。お気に入りはクトゥルーの作った契約書。2014/08/17
zomiko
1
このシリーズは読んでいなかったのですが、邪神とくればクトルゥーでしょう、ということで。 内原富手夫（趣味：料理）さんに再会できて感無量。ほかにも外谷さんやらお医者さんやら皆さんお元気そうでなによりでした。秋ふゆはるって誰やねん。 作中で言及される、主人公がクトゥルーを封印した事件って、本になってるんでしょうか？ 探してみようかな…おや、誰か来たようだ。2013/09/25
凪子
0
きゃあ外道さん格好いい！好きなんですよ！でも、子供は育てましょう。奥さんも大事にしましょうね！菊地秀行は本当に、クトゥルーを上手に扱う作家さん。クトゥルーらしさを最大限に引き出す日本でも有数の作家さんだと思います。妖神グルメは未読です。2016/02/17
akiz
0
富手夫のキャラがかなり違っていて残念。
yudolf
0
私が最初に読んだ菊池秀行さんの本が「妖神グルメ」で とっても面白かったのです。その主人公がまた登場すると聞いて期待して読んだのですが……う～む 魔界都市とクトゥルーは食い合わせが悪かったかな～。邪神たちの描写なんかは菊地さんらしくて良かったんですけどね。 2010/10/14
