Joy novels
贄門島〈上〉

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  • サイズ B40判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408504445
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

21年前、ボートの操舵ミスで房総の海に投げ出された浅見光彦の父・秀一は、美瀬島の漁船に助けられ、生死の境をさまよう床の中で、奇妙な声を聞いた。「そんなにつづけて送ることはない」「そうだな、来年に回すか」。そして父は、その翌年亡くなった。あれは死神たちの会話だったのかもしれない―母・雪江から聞いた話に興味を抱いた浅見は島を訪れ、不気味な光景の記憶におびえる天羽紗枝子と出会う。ところが、浅見と共に島へ渡ったルポライター・平子、浅見の父と親交のあった代議士秘書・増田が、相次いで水死体で発見されて…。

著者等紹介

内田康夫[ウチダヤスオ]
コピーライター・CM制作会社経営を経て、1980年処女長編『死者の木霊』でデビュー。以後、『本因坊殺人事件』『「萩原朔太郎」の亡霊』など次々と話題作を発表し、人気作家の地歩を固める。『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦は、もっとも人気の高い探偵役である。ファンとの交流をはかるため軽井沢に設立された「浅見光彦倶楽部」は、2005年で12期目に突入。入会者総数は2万人を突破した
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