内容説明
嘉永六(1853)年六月、ペリー率いるアメリカ艦隊が伊豆下田沖に現れ、日本政府との面談を要求した。老中阿部正弘をはじめとする幕府側は親書を受け取ったが、水戸斉昭ら攘夷派の動きも活発になった。再び来日したペリー軍は上陸を敢行し、日米決戦の戦端が開かれた―。
感想・レビュー
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三毛招き
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読みづらさも一つの味2011/10/27
depo
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図書館リサイクル本。文字が小さく読みにくかった。ペリー来航を題材にした架空戦記。第2回目の来航の際、ペリーの日本を馬鹿にしたような対応により、戦争になる。優れた武器に対して戦国時代のような戦い方しか知らない日本は劣勢になる。ただ、ペリー艦隊は兵員、武器弾薬に限りがあり、一端引き上げる。その途中で沖縄に上陸し、沖縄を占領する。ペリーは香港でフランス・イギリスに頼み込み、米・英・仏の艦隊が江戸湾に押し寄せ、江戸城を占拠しようとする。そして……。2020/06/05