出版社内容情報
肉眼で見ることができない小さな虫の顔に、極限まで近づいて撮影した昆虫顔面写真図鑑。知られざる虫の生態も、貴重な写真とともにじっくりと解説。大人も子どもも楽しめる昆虫写真集に仕上がっています。
内容説明
環境に適応するために進化し、種類ごとに大きさも形もまったく異なるのが昆虫のおもしろさ。とりわけその顔は、獲物や天敵を見分ける眼、食べ物に応じた口、環境を調べる触覚など、その昆虫の特徴が凝縮されています。そんな「顔面」はもちろん、昆虫の生態に至るまでを詳しく解説。それぞれの昆虫の生きる知恵を精緻な写真でとくとご覧あれ!
目次
ハチの仲間(膜翅目)
アブの仲間(双翅目)
カブトムシの仲間(甲虫目)
チョウの仲間(鱗翅目)
クサカゲロウの仲間(脈翅目)
シリアゲムシの仲間(シリアゲムシ目)
バッタの仲間(直翅目)
カマキリの仲間(カマキリ目)
ナナフシの仲間(ナナフシ目)
トンボの仲間(トンボ目)
セミの仲間(半翅目)
カゲロウの仲間(カゲロウ目)
ハサミムシの仲間(ハサミムシ目)
著者等紹介
海野和男[ウンノカズオ]
1947年、東京生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。東京農工大学の日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。アジアや中南米の熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影。1990年から長野県小諸市にアトリエを構え、身近な自然を記録する。雑誌・TVなど多方面で活躍。『昆虫の擬態』(平凡社)は1994年日本写真協会年度賞受賞。日本自然科学写真協会会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会会員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。