内容説明
W杯期間中、五郎丸歩選手が自ら記していた激闘の日々を完全収録。歴史が変わった2015ラグビーワールドカップ。アスリート・五郎丸歩のこの4年間の心の動きを、ロングインタビューを通して克明に切り出して描く!
目次
序章 誇りと涙を携え、イングランドの地へ
「五郎丸日記」
第1章 ジャパン・ウェイ―ワールドカップ戦記
第2章 本当のエディ・ジョーンズ
第3章 「ルーティン」完成への遙かなる道のり
終章 新たな挑戦の季節を迎えて
著者等紹介
小松成美[コマツナルミ]
ノンフィクション作家。1962年2月25日、神奈川県横浜市生まれ。専門学校で広告を学び、1982年毎日広告社へ入社。その後、放送局勤務などを経て、1990年より本格的に執筆を開始する。主題はスポーツ、映画、音楽、芸術、旅、歴史など多岐にわたる。2014年6月、高知県観光特使就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
19
価値観を持たずに人と会う。すると小さな箱から大きな箱へという文が印象に残った。リーチ・マイケルのキャプテン就任や荒木さんのメンタル・コーチ就任がこのことを象徴している。2016/08/30
ひろし
18
今年はやっぱり、この方でしょう。ラグビー日本代表、五郎丸歩選手がイングランドで開催されたラグビーワールドカップの期間中に書き綴った日記をもとに、激闘の記録、壮絶な準備、彼を有名にしたキック前の一連のルーティン完成までの道、偉大な監督・エディー・ジョーンズとスタッフなどなどなどなど。見所がありすぎる内容に仕上がっております!『国を背負う』ということの自覚を持った本物のアスリートが歴史を変えたことに、あらためて胸打たれました。感動をありがとう!お薦めします。2015/12/29
4丁目の父ちゃん
15
あの感動の南ア戦からもう一年 なるほど、スタッフも試合に参加していたのですね あの場面、キックティーをグランドに持ち込んでいたら 「歴史は変わらなかった」 だろう.... 色々と裏話も交えて面白かった オリンピックも楽しみだが、その前年のワールドカップも楽しみだ2016/10/15
緋莢
11
2015ラグビーワールドカップ。南アフリカ戦の歴史的勝利、3勝1敗という成績に日本中が大いにわいた。その中でも高い精度を誇るプレースキックと、ルーティンで注目を浴びたのが五郎丸歩だった。大会期間中、五郎丸自身が記した激闘の日々と4年間の心の動きをロングインタビューを通して切り出して書いた本。2017/04/13
ダンボー1号
10
エディーのトレーニングは自分には想像出来ないレベルなんだろう。ナショナルチームが成長していく過程で起きる葛藤が見えてくる。充分な休養取れず『臨んだスコットランド戦。雪辱の機会はもうすぐだ。2016/06/13