内容説明
シンプルな基準を2つ持つだけで毎日が幸福になる!教育論、身体論、世界の文学・哲学から得られた教養で導き出す幸福をつかむためのメソッドを紹介!
目次
1 絶対的な幸福とは?
2 幸せをつかみとるには道筋がある
3 家族を持つことの意味
4 世界に散りばめられた幸福へのヒント
5 幸福へ続く道にある落とし穴
6 個人と社会が幸福をつかむために
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業、東京大学大学院教育学研究科博士課程などを経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。教員養成に従事。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社/毎日出版文化賞特別賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス/新潮学芸賞)ほか、多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maito/まいと
15
斎藤先生らしからぬ、現実的な幸福を得る方法が前半部分(斎藤先生本をよく読む母は、前半で脱落してた)でも、中盤以降は、「直接的な幸福よりも大事なものがある」とか、「みんなをも幸せにすることこそ、求めるべき幸福」などどいった、斎藤先生らしい、五感を意識した発想の考え方が述べられており、読んでて勇気がわいてくる。手応えや実感がないと「幸福」を実感できないのなら自分を追い込むしかない、というおなじみのストイック行動論も健在だ(笑)2018/06/15
アロハ
3
図書館本。100%で幸せな人なんていないと思うので、幸福と思える種をどれだけもてるか、気付けるかが大事だ。逃げかもしれんが、不幸や不安のことは置いといて…って出来ないと、ダークサイドにいくしかない。承認欲求とはよくきくけど、自分で自分にYESを出せないとね。人が認めてくれる、誉めてくれるの待ってたら、時間がたって死ぬだけ。そんなの無理無理。『「ありのままで」が流行ったけど、努力もなんもしないで「ありのままの自分」を受け入れてもらえるところがあるのか?人任せすぎない?』的なくだりがあってかなり納得した。2019/06/09
hinotake0117
2
帯にあるように2つ「これさえあれば」を設定することから始め、氏の大学での学生の様子を引き合いに出しながら幸福のあり方を説く。 樺沢紫苑氏 @kabasawa 、鴨頭嘉人氏 @kamohappy 氏の仰るセロトニン、オキシトシン、ドーパミンの3つの幸福についても言及。幅広く分析。2023/08/01
bonbon99
2
57章でこの著者が感じる幸福論を論じている。斎藤先生の本もだいぶ読んだので、何となく結論は分かる気がするようになりました。私もまた違うメンターに教わるつもりですが、いっぱい斎藤先生の本買ってしまったので、全部読もう。2018/02/17
オハナ☆
2
幸福の定義に絶対ってあるのかなぁ。 こういうのって、やっぱり人それぞれだから、絶対ってのは違うような? まぁ、『齋藤孝の』って頭についてるから、齋藤孝の思う絶対幸福論なんでしょうね。2016/10/27