内容説明
日本のフルバック、ラグビー人生を語る。
目次
プロローグ 日本代表最多得点記録更新
第1章 福岡から佐賀 少年時代
第2章 早大時代
第3章 ヤマハ時代
第4章 エディー・ジャパン
エピローグ 不動の魂
著者等紹介
五郎丸歩[ゴロウマルアユム]
1986年3月1日、福岡県福岡市生まれ。3歳のとき、みやけヤングラガーズでラグビーを始める。筑紫丘ジュニアラグビースクール、佐賀工高を経て早大に進学。早大2年の2005年4月、日本代表デビュー。2008年、ヤマハ発動機入社。2011、2012年度トップリーグ得点王。2012年、日本代表副将に就く。2014年6月まで通算キャップ42。通算得点505(15トライ128ゴール58PG)
大友信彦[オオトモノブヒコ]
1962年5月7日、宮城県気仙沼市生まれ。気仙沼高から早大を経て1985年からスポーツライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぅわん
57
2019年W杯を前に気になった作品。1チーム15人。1つのボールを獲得し目の前の相手にタックルするか逃げるか、その勇気があるか、ないか一瞬で決断して相手ゴールを目指す。彼が意識しているポーカーフェイス。骨折しても試合に出る、痛い顔をしたら感づかれる、普段笑っている選手が急に笑わなくなったら何があったと感づかれる、だから意識しているという。自分をシッカリ持ってブレない、とても強い我慢強さ、負けず嫌い、仲間がいるからそんな自分で居られると言う彼。カッコいいわ。そんな仲間と彼のプレーをまた見てみたい。楽しみね。2019/04/06
うずら
15
自然体で真直ぐな人柄がひしひしと伝わった。かっこいいなぁ。息子がラグビー部でラグビー知識が少々あったからよかったが、一般の人々には判らない単語が多々あったはず。専門用語には、注釈をつければよかったのではないかなと思う。今を変えなければ未来は変わらない!2016/03/11
かやは
15
ラグビー用語が普通に出てくるので、その辺の知識が全くないとちょっとわかりにくいかもしれない。五郎丸選手がお兄様を敬愛しているのがよくわかった。あまり自分からグイグイいくタイプでは無いようだけど、自分の特長を理解して、真面目にやってきた結果が今なんだろうな、と思った。欲を言えば、もう少し突っ込んだことも書いて欲しかった。2016/01/17
Keizy-soze
15
男の魂を学ぶために。 今ブームの日本ラグビーだが、 この本はワールドカップ開催前に発売されているのがミソ。 その上で当時果てしなく高いワールドカップ1勝の壁に対し、 臆せず威風堂々としている様がサムライだなあ。 と思った次第。 俺も努力を重ねて自分なりの 「ルーティーン」を見出して死ぬまで磨き続けていきたい。 精進です。 2015/11/16
こうせいパパ
13
面白かった。ラグビー界のスター、五郎丸歩の自伝。ラグビーに対する愛情やひたむきに取り組む姿が描かれており、読んでいてモチベーションが上がった。特に「未来を変えられると思っていても、今を変えない限り未来は変わらない。目の前のことを100%やることだけが未来を変える方法」という言葉には胸を打たれた。今回のW杯でプレーを見たかった思いはあるが、トップリーグでの活躍を楽しみにしたい。2019/10/24