内容説明
FIFAW杯ブラジル大会。サッカー王国で開催されたこの大会に、日本代表は「史上最強」という国民からの期待を背負って臨んだ。しかし、0勝2敗1分、グループリーグ最下位で敗退。内容も輪をかけてふるわず、結果以上の“惨敗”だった。「なぜ1勝もできなかったのか?」「我々のサッカーとは何だったのか?」などを現地で取材を重ねる著者ならではの鋭い切り口で分析していく。多くのサッカー好きに、新たな視点をもたらすパワフルな一冊。
目次
日本は強者か弱者か―コートジボワール戦。日本は追いかける立場でいたほうが面白い 6/12 2014
弱者のメンタリティ―順当な展開になるか。波乱の展開になるか。カギを握るのはチリ 6/12 2014
審判を問う―開幕戦勝利もブラジルに不安。勝負を分けた主審の判定 6/14 2014
世界を席巻する攻撃的サッカー―ブラジルW杯が面白い試合ばかり続いている理由 6/14 2014
戦術の浸透度―チーム作りの失敗が露わに。コートジボワール戦全選手採点 6/15 2014
報道の奥にある真実―右から左に流すだけのジャーナリストは要らない 6/16 2014
世界とアジアは全くの別物―謙虚になれない日本人。コートジボワール戦の敗因は、その慢心にあり 6/17 2014
攻めながら守る、守りながら攻める―スペイン敗退。前回王者が自滅した二つの理由 6/19 2014
数的有利でも勝てないわけ―他国の代表にあって日本代表にないもの。ギリシャ戦全選手採点 6/21 2014
世界性に欠ける日本のサッカー―日本のサッカーを見ているのは、日本人だけではない 6/22 2014
成長した国、遅れをとる日本―急成長ベルギー2連勝。だが組織力で今後に不安も 6/23 2014
勝敗のみに一喜一憂してはいけない―メッシがいるから勝てないアルゼンチン 6/24 2014
四年間の集大成―日本が最下位に沈んだ理由。コロンビア戦全選手採点 6/25 2014〔ほか〕
著者等紹介
杉山茂樹[スギヤマシゲキ]
1959年静岡県生まれ。フリーランスのスポーツライター。サッカー専門誌やスポーツ総合誌などで執筆し、メールマガジンも発行している。海外取材経験が豊富で、オリンピックは夏季・冬季合わせて9回、UEFAチャンピオンズリーグは300試合以上を現地で取材。またFIFAワールドカップには、82年スペイン大会から14年ブラジル大会まで9大会連続で現地に足を運んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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