内容説明
カラス越しに消えた恋…涙と笑いの物語を通してカラスの暮らしぶりがよ～くわかる！共生のための知恵がぎっしり詰まったコミック＆実用ＢＯＯＫ。
目次
１ ボク、カラスになつかれる
２ ボク、カラスを尊ぶ
３ ボク、カラスにびびる
４ ボク、地元のカラスと接する
５ ボク、カラスの集いを見かける
６ ボク、カラスと今生の別れ！？
著者等紹介
柴田佳秀［シバタヨシヒデ］
科学ジャーナリスト。１９６５年東京生まれ。東京農業大学農学科卒。ディレクターとして「生きもの地球紀行、地球！ふしぎ大自然」など多数のＮＨＫ自然番組を制作。２００５年からフリーランスに転身
中川学［ナカガワマナブ］
漫画家。１９７６年北海道生まれ。北海道教育大釧路校卒業後、臨時教諭、農作業員、映画館映写スタッフ、パン製造など様々なアルバイトを経験。２００５年にくも膜下出血を発病し、心機一転、漫画家を目指し上京する。デビュー作の『僕にはまだ友だちがいない』（メディアファクトリー）がドラマ化された（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ～ 1件／全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miww
66
読友さんに教えてもらった本。カラス本2冊目。昔は神聖な鳥だったのにいつのまにか嫌われ者になってしまったカラス。いちばんの理由はやっぱりゴミを漁る行動だがカラスだって生きるためにはねぇ、といつの間にかカラスの肩を持ってしまうくらい親しみが湧いてくる。その生態や好物、カラスの攻撃を避ける方法などつい笑ってしまう内容も。東京より大阪の方がゴミの被害が少ないのは（繁華街）大阪が深夜にゴミを収集しているからだとは知らなかった。2016/06/07
yamaneko*
53
まだまだ謎の多いカラス。美食家の一方で、脂質好きなために、石鹸を食べることもあるなんて意外です。残飯が多く、ねじろにできる森の多い東京は、格好の住処らしい。カラスが多いこと事態、すでに生態系が変化しているのでしょうか。2014/07/01
瑪瑙（サードニックス)
43
最近我が家の周辺でもカラスが増えてゴミ袋を破られる被害が出始めて、対策をとったところです。確かにカラスは悪くないんですよね。彼らだって生きる為にやっている行動ですもの。人間の方がきちんと対策を取るべきなんですね。太古はカラスは崇められる存在だったとの事。人間の生活環境が変わってしまった為に起きたトラブルだったのですね。カラスの事を勉強できて良かったです。【(｡･ө･｡)酉年に鳥本を読もう】イベント11冊目。2017/02/21
Ririka
27
ちょっとカラスのこと知りたくて、漫画とコラムで読みやすくて、よく見かけるのはハシブトガラスとハシボソガラスが多く、カァカァとガァガァと鳴き声が違う、頭が良くて、硬いものは道路に落とし車のタイヤでわったり(これはハシボソガラス)オウムのように人の声をまねたり、煙浴とか蟻浴とか謎も多いみたいです。カラスが増えて嫌われるけど、やはりゴミのルールを守らない人間にも非があって、東京の方は、豊富なエサ場で都会なのに森が多いので集まるらしいです。カラスのウソ⁉︎ホント⁉︎とカラスとの共生の知恵は興味深かったです。2015/04/29
うめ
24
小鳥は本当大好き。スズメ科のカラスもフォルムはもちろん大好きだけど、ややでかいからちょっと怖くもある。ただ、カラスは顔を覚えるから、飼ったらむちゃむちゃ慣れてくれて可愛いことこの上ないって聞いたことがあって、ちょっと憧れてる。陽に当たると七色に光る、ツヤのある羽の色も素敵。あとこの本は面白くて、読みながらげらげら笑えますよ。夫婦仲が良いのも萌え。鳥の番のラブラブぶりは癒し♡カラスって人間っぽいな(笑)2016/05/08
