じっぴコンパクト新書
意外と知らない“上方”の歴史を読み解く!大阪「地理・地名・地図」の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408454627
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0225

内容説明

「徳川家康が亡くなった場所は堺市だった?」「大阪の主要道路はなぜ一方通行なのか?」「えっ、大阪の地下鉄は鉄道ではなく路面電車扱いだった!?」「なぜ大阪のことを『なにわ』と呼ぶのか?」「数字ではなく、人の名前がついている住所がある」…など、大阪の地理や地名、地図に隠された、意外な歴史のエピソードを紹介。なにわっ子もビックリの、観光するだけではわからないホンマの大阪がわかる雑学ネタ満載の本。

目次

第1章 大阪のミステリーを歩く不思議地図(「阿倍野」と「阿部野」どうしてこんなにややこしくなったのか?;奈良県までを飲み込んだ広大な「堺県」誕生秘話 ほか)
第2章 ホンマの大阪が味わえるディープ名所案内(百貨店もないのに「五階百貨店」と呼ばれる謎のエリア;動かすと祟りが起こった?歩道の真ん中に置かれた謎の石 ほか)
第3章 ルーツをたどれば思わずなっとくユニーク地名案内(番地に数字ではなく人の名前がついている住所発見!;数字がそのまま地名になった「十三」の由来 ほか)
第4章 東京には負けまへんナニワ交通地図(大阪はなぜ「私鉄王国」になりえたのか?;えっ、大阪の地下鉄は鉄道ではなく路面電車扱いだった!? ほか)
第5章 「水の都」はこうしてできた大阪まる見え地理案内(大阪府にはなぜため池がこんなに多いのか?;いまも秀吉がつくった下水道を使っている!? ほか)

著者等紹介

谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。松本深志高校を経て東京教育大学(現筑波大学)教育学部に進学。同大学院博士課程修了。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学教授、理事・副学長を歴任するも、定年退職と同時にノンフィクション作家に転身し、第二の人生を歩む。学問の枠を超えた自由な発想で地名論を展開。テレビ・ラジオなどでも活躍。筑波大学名誉教授の他、東京成徳大学教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またおやぢ

9
大阪の良いところは、何だかんだ言いつつも、最終的にはお互いにとって妥協できる決着を、探し見つけ出す所にあるのだよねぇ~と思っている。人々の鷹揚さや人情深さがこの地の文化を作っている事を再認識できる一冊。書かれていることは、大阪人なら知っていることが多いかな?とは思うが、このようにまとめてあるのが嬉しい。2016/09/24

京橋ハナコ

4
知ってるはなしがおおかった。もうこの種の本は買うのをやめたい。2016/05/01

pochi_kuma

4
大阪初心者がお勉強のつもりで読みました。話のタネにします。2014/12/12

wang

3
大阪の地名にまつわる雑学が大量に。平易で大阪に馴染みのない人でもわかりやすく書かれている。だが、地図が圧倒的に少ないのが不満。上町A、四丁目渡辺など珍しい地名が面白い。ネットが発達して番地に数字しか入力できないフォームが登場しているので、こういう本を読んで知識を深めて欲しいものだ。2022/05/24

キャベ

3
奈良編からずいぶん間を開けたが読了。 浅く広く大阪を紹介する入門的な立ち位置の本。「浪速八百八橋」とか、大久保利通が大阪遷都を望んでいたこととか、知らなかった知識も得ることができたので、ややグー。2015/05/05

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