冒険家―75歳エベレスト挑戦記

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784408451657
  • NDC分類 292.58
  • Cコード C0075

内容説明

不整脈を患い、二度の心臓手術を経て、エベレストに挑戦。冒険スキーヤー・三浦雄一郎の究極のアンチエイジングプロジェクトのすべて。

目次

第1章 三度目のエベレスト(75歳、挑戦の意義;不整脈との闘い ほか)
第2章 エベレスト街道を行く(長い道のりの始まり;若者達との時間 ほか)
第3章 ベースキャンプでの生活(チョモランマからエベレストへ;温暖化の影響 ほか)
第4章 登頂アタック開始(温度差100度の苦難;死の領域を進む ほか)

著者等紹介

三浦雄一郎[ミウラユウイチロウ]
1932年青森市生まれ。北海道大学獣医学部卒業。1964年イタリア・キロメーターランセに日本人として初めて参加、当時の世界記録樹立。1966年富士山直滑降。1970年エベレスト8000m世界最高地点スキー滑降を成し遂げ、その記録映画はアカデミー賞を受賞。1985年世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成。2003年5月、次男の豪太とともに世界最高峰エベレスト(8848m)登頂。当時の世界最高年齢登頂(70歳)と初の日本人親子同時登頂の記録を樹立(ギネス掲載)。アドベンチャースキーヤーとしてだけでなく、全国に1万人の生徒がいる広域通信制高校、クラーク記念国際高等学校の校長として、また行動する知性人として国際的に活躍している。記録映画、写真集、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やすらぎ 🍀安寧祈願🍀

179
プロスキーヤー三浦雄一郎さん。1970年、エベレスト大滑降で世界に名が知れ渡る。父は最期まで冒険家であった。地球の壮大な歴史に残る冒険者のひとりになりたかった。70歳、エベレスト登頂。そして再び。本書は75歳の挑戦記である。2度の不整脈手術を経て、登っては下る高度順応。出来得る限り安全な道を。寒暖差100度。昼は熱中症、夜は凍傷。聳える氷壁。吹雪けば一瞬で世界は消える。あともう少し。そこからの難行苦行。空は頂で清々しき晴れ間となる。登頂は折り返し地点。さて生きて還らなければ。読んでいるだけなのに息苦しい。2023/08/11

いが栗坊主

6
読了。アコンカグアは残念でしたが、勇気ある撤退です。。この本は75歳時のエベレスト登頂ですが、スゴイの一言。慢性的な心臓不整脈を持ち前の超プラス思考でなんとかしてしまうのよね~。またベースキャンプ地で豪汰に赤ちゃんができた報告、その後の臨死体験の寄稿文に感動したわ。脳浮種や肺水腫を経験できたことを次の糧にして、、親子のDNAって凄いね。2019/02/03

スピカ

3
わくわくしながら読んでいた。本の世界に入り込めた。2014/06/05

人県玉埼

2
前作70才の挑戦を読んで機会があればと思っていたが、直ぐにその機会はやってきた(笑)。75才になって更に精神的、肉体的にパワーアップしてるのではと。飽くなき探究心とバイタリティに力を貰える一冊です。

旅好きママ

1
75歳にてエベレスト登山に挑戦しピークを踏んだ時の記録です。 三浦さんの登山は強烈な燃えるようなパワーとは異なり与えられた道のりを淡々と進めて行く感じに好感がもてるし、どんな困難でも冷静沈着なところが彼の素晴らしさだと感じました。他の著書も読んでみたいです。2014/05/01

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