出版社内容情報
檀君神話から三国・高麗時代まで古代朝鮮半島の新たな史実!
近くて遠かった隣国・朝鮮半島の歴史を古代から中世までひも解き、人気韓流時代劇に再現されたシーンと史実の実態を比較検証。民族の始祖・檀君神話から、高句麗・新羅・百済の三国時代、高麗の武断政治まで、壮大な時間の流れのなかで活躍した王たちの業績を、朝鮮半島に現存する最古の歴史書「三国史記」や「三国遺事」などの史実からひも解く。多くの英雄たちの知られざるエピソードを、地図や系統図、イラストをまじえ、わかりやすく解説。古代より連綿と続く朝鮮半島との交流によって、日本各地に残る史跡や文化も紹介する。
※本書は2011年に刊行された「知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄」(実業之日本社刊)を一部改稿し、再刊行したものです。改稿の際に、専門ウェブメディア「韓ドラ時代劇.com」に著者が執筆した原稿も生かされています。
内容説明
近くて遠かった隣国・朝鮮半島の歴史を古代から中世までひも解き、人気韓流時代劇に再現されたシーンと史実の実態を比較検証。民族の始祖・檀君神話から、高句麗・新羅・百済の三国時代、高麗の武断政治まで、壮大な時間の流れのなかで活躍した王たちの業績を、朝鮮半島に現存する最古の歴史書「三国史記」や「三国遺事」などの史実からひも解く。多くの英雄たちの知られざるエピソードを、地図や系統図、イラストをまじえ、わかりやすく解説。古代より連綿と続く朝鮮半島との交流によって、日本各地に残る史跡や文化も紹介する。
目次
プレビュー 古代の英雄たちの世界
第1章 時代劇は史実を取り込むから面白くなる(「花郎」は伝説的な集団の成長を華やかに描いている;有名な逸話が「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」のモチーフに! ほか)
第2章 朝鮮半島の歴史がスリリングにわかる(朝鮮半島の始まりを描いた「檀君神話」;故郷を追われた朱蒙が新たに高句麗を建国した ほか)
第3章 日韓の歴史は古代から連綿と続いていた(ミステリー小説より面白い「日本と朝鮮半島の古代史」;三国時代の各国には日本と手を結ぶ事情があった ほか)
第4章 英雄たちが壮大な物語をつくってきた!(古代に勇名を轟かせた高句麗の始祖「朱蒙」;百済を強国に押し上げた名君「近肖古王」 ほか)
著者等紹介
康煕奉[カンヒボン]
1954年東京生まれ。在日韓国人二世。韓国の歴史・文化や日韓関係を描いた著作が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。