内容説明
衝撃の登場から10年!シリーズを牽引してきたウルトラマンゼロ―その成長と、ライバル・ウルトラマンベリアルとの死闘の軌跡が1冊に!!
目次
VOICE of ZERO 10th Anniversary
ウルトラマンゼロ10th FIGHTING HISTORY
ACT of ZERO―ゼロを演じし者、ゼロを支えし者たち
CREATION of ZERO―ゼロを創りし者たち
ENEMY of ZERO―ウルトラマンベリアルの総て
ART of ZERO―ウルトラマンゼロ&ベリアルDESIGN WORKS
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十二月の雀
11
【ゼロを見ていると貴方に見える。貴方を見るとゼロに見える……】ここ十年のウルトラマン、円谷、特撮、ヒーロー界隈、この人を抜きに語ることはできないだろう。10年代を代表する戦士、ウルトラマンゼロ。彼に関する人々(演者、脚本監督、デザイナー)のインタビュー集。スーツアクター岩田栄慶氏の言葉が強く心に残った。顔を出さずに立ち振る舞いだけでキャラクターを創り出す役者冥利の言葉だろう。他の方も勿論熱いのだけど、岩田氏は頭一つ抜きん出た熱量と迫力のあるインタビューが印象的だった。読んで本当に良かった。2021/03/08
直人
0
「10周年記念読本」──ということで,今年はウルトラマンゼロ10周年。 悪のウルトラマン=ベリアルと,セブンの息子=ゼロが登場してもう10年かー。 最初はM78星雲から追放されるという過去を持つ彼が,現在放映中の『ウルトラマンZ』ではZの師匠なんだから,その成長ぶりたるや素晴らしい。 これからの活躍も楽しみ。2020/10/15
集積屋
0
帯の文言通り、2010年代のウルトラシリーズとは彼の歴史と言っても過言ではないウルトラマンゼロ、そしてそのライバルであるベリアルにスポットを当てた珍しいコンセプトの一冊。過去の変身者キャスト陣、主役作品を担当した監督陣、そしてその他縁深いキャストやスタッフによる「ウルトラマンゼロとはなんだったのか」を再び見つける本になっている。Z5話以前の刊行だったため、ヘビクラ隊長役としての青柳氏インタビューの内容が絶妙に伏せられているのが妙に面白い(そもそもなぜ青柳氏のインタビューがあるのか!?という話なのだが)2020/08/09