内容説明
マンガ家になって友達づきあいが増え、「そろそろ彼女も…」と忙しいオレに、だんだんチン子は嫉妬をむきだしにするようになる。オレには友達も母親もアニキもいるけど親も兄弟も仲良し猫もいないチン子にはオレしかいなかった。そんなある日、雨の中で泣いているどこかの子猫の声を聞いたオレはチン子が怒るとわかっていながら、いてもたってもいられず…。クソッ猫なんか好きになったばっかりに!
目次
第1章 思い出すこと
第2章 マンガ家生活
第3章 チン子、いなくなる
第4章 嫉妬
第5章 猫の一生
第6章 それぞれの変化
第7章 魂
第8章 ウメサン、遊びにくる
第9章 猫なんか好きになったばっかりに
第10章 ぬくもり
著者等紹介
杉作[スギサク]
マンガ家。元プロボクシング選手。新潟県新潟市(旧亀田町)出身。1999年『イモウトヨ』で青木雄二賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nico🐬波待ち中
35
続いて「その2」も読了。主人公の男性の優しさにちょっと感動。相変わらず猫に振り回される毎日で、仕事できてるの?と思ってしまう。新メンバーの子猫のポコちゃんが、初めは反抗的だったのに徐々に主人公に慣れていく様子にホロリとさせられた。3人(?)の生活が今後どうなっていくのか楽しみ。2016/02/11
瑪瑙(サードニックス)
25
図書館で予約してあったら2の方が先に順番がまわってきました。なので、クロの事がわからないまま読みました。チン子、かわいい!ポコちゃんもかわいい!杉作さんとうめさんのこれからが気になります(笑)挨拶にやって来たハイイロのその後も気になります。元気でいてくれるといいのですが…。2013/12/15
ケイプ
24
1巻を読んでから2巻を読むのをちょっと躊躇っていたけど、気になってページを開いてみました。冒頭に描かれていた亡くなったクロの話、それを読んで気持ちが少し変わりました。作者の猫への愛情がじんわり伝わってきて3巻にいきます。2019/10/05
ブックマスター
20
毎日少しずつ読んだので、杉作さん&チン子と一緒のペースで一日を過ごしている気分になれました。一人と一匹になってしまいましたが、お互い通じあっていてすごいなぁと思います。ウメさんとの今後と、新たな家族ポコとの生活は次巻の見頃かな。猫と友達(家族)になりたくなる作品だと、改めて感じました。2014/04/20
このん
19
1巻でクロが死んでしまったので、作者とちん子との1人と1匹の暮らしが書いてある。作者はゆめさんという人を好きになるが、猫の行動が受け入れられない様子。どうなるのかな。作者は、またまた野良猫の子猫を拾ってきてしまった。ちん子は怒ってばかりだけど、いつかは仲良くなって欲しいな。子猫が噛んだり引っ掻いたりするから手袋ごしに触っていた作者。だけど直に触ってあげた方が安心するらしい。(3267)2013/04/28