内容説明
世界的に活躍する音楽写真家と、オペラ研究の第一人者が、イタリアオペラ最大の巨匠・ヴェルディゆかりの地とその人間像を徹底取材でまとめた、音楽ファン必読の一冊。
目次
第1章 若き日のヴェルディ(生地レ・ロンコレ;ヴェルディの祖先;レ・ロンコレでの祖父ジュゼッペの生活 ほか)
第2章 農園主ヴェルディ(当時の貨幣価値と収入;著作権の変化;初めての不動産投資 ほか)
第3章 ヴェルディへの旅(ヴェネツィアとラ・フェニーチェ劇場;椿姫の初演は失敗だったのか?;ストレッポーニとの愛とパリ ほか)
著者等紹介
木之下晃[キノシタアキラ]
音楽写真家。1936年、長野県生まれ。日本福祉大学卒業後、中日新聞社、博報堂を経てフリーに。音楽家や劇場の撮影をライフワークとする。1971年、日本写真協会賞新人賞受賞。86年、写真集『世界の音楽家』(小学館)で芸術選奨文部大臣賞受賞。2005年、長年のクラシック音楽撮影に対して、日本写真協会賞作家賞受賞
永竹由幸[ナガタケヨシユキ]
オペラ研究家。1938年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、1961年より三井物産に勤務、65年同社イタリア修業生としてボローニャ大学に留学。その後2回にわたり計11年間ミラノに勤務。88年に同社を退社して、現在、昭和音楽大学教授、東京芸術大学講師。日本ヴェルディ協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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