命のうたが聞える

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784408395333
  • NDC分類 649
  • Cコード C0045

内容説明

赤坂が宇都宮で動物病院「アニマルフレンド」を開業するまでに、幾多の動物たちとの出会いと別れがあった。阿蘇の牧場で獣医師としてスタートしたがまもなく退職、一時建設現場で働く。再び宇都宮の動物園で獣医師の仕事を始める。動物園の仕事でアフリカまでキリンの買いつけに行ったとき、大陸を離れる船の上でキリンたちの涙を見てしまったことから、動物の治療は命そのものとの触れ合いであることを悟る。この経験はテレビドラマ『僕のキリン物語』のモデルにもなった。熱血獣医師が綴る、涙と笑い、人と動物が織りなす珠玉のドラマ。

目次

序章 惨殺されたゴールデンレトリバー、「ムッシュ」との約束
第1章 動物はみんな友だち、だから『アニマルフレンド』
第2章 新しい“犬生”を見つけた、『アニマルフレンド』の人気者
第3章 動物の病気やケガは治せても、人間の身勝手は直せない?
第4章 涙もあれば笑いもある、動物を愛する素敵な仲間たち
終章 動物病院は命の交差点、獣医師は人と動物のコンダクター

著者等紹介

赤坂直彦[アカサカナオヒコ]
獣医師、1949年、熊本県人吉市に生まれる。1973年、日本獣医畜産大学卒業。牧場勤務、動物園勤務を経たのち、宇都宮市に動物病院『アニマルフレンド』を開業。診療対象は、ハムスターからゾウ、キリンまで、ペットはもちろん、野良や山の野生動物にまで及ぶ。病院を離れると、「無門会空手五段」の武道家、マイクロ・ライト・プレーンのパイロットとしての顔をもつ。テレビ番組「新世界紀行」(TBS)では、リポーターとしてアフリカの自然と野生動物を紹介し、またドラマ「僕のキリン物語」(日本テレビ)のモデルにもなる。現在、理想の獣医療を求めて、山に「ホリスティック動物診療所」を開設するために奮闘中
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