子どもに聞かせる日本の民話 (新訂)

子どもに聞かせる日本の民話 (新訂)

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  • サイズ A5判/ページ数 398p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784408361802
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8039

出版社内容情報

創作読み物 幼児・小学校低学年

著者が全国各地の語りべから採取した貴重な民話80話を収録。読むのにかかる時間表つきで、ストーリーテリングに最適の一冊。

内容説明

本書でとりあげた民話は、著者が長年かけて各地の「語りべ・語り手」から直接きいた昔話です。また、自らも幼稚園や学校の親子の集いで「読みきかせ・語りきかせ」をしてきた中で、心に残ったもの、楽しいものをおさめてあります。

目次

うつくしい心とやさしい思いやりのこもったお話
欲ふかい人がそんをして正直な人がもうけるお話
日本のイソップのような動物や鳥たちのお話
不幸や災難に負けないでしあわせをつかんだお話
とんち者あわて者ぶしょう者がみんなをわらわせるお話
知恵をはたらかせていろいろな危険をきりぬけたお話
きつねとたぬきと人間が化かしたり化かされたりするお話
むかしから日本じゅうの人が知っている代表的なお話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

14
どのお話も、絵本にしたら楽しいだろうと思わせる民話の集大成です。大川悦生さんが書いているので、作品がこなれています。それにしても同じお話でも、違話類話の多いこと。またどこか違う民話との類似も見つけたりして、400ページ近くの文章の中で、民話の迷路に入り込んだようにも思えました。 それぞれに簡単な解説がついていることがありがたく思いました。また、幾つかの区分に分けられた民話の最後に、民話に関するレクチャーが加えられていることで、より民話との親近感が増しました。2020/06/14

おはなし会 芽ぶっく 

10
著者が各地の語り手を訪ねて聞いたというだけあって、方言が残る楽しい昔話集。知っているおはなしでもニュアンスによって印象が変わったりするのでとても新鮮でした。『 ねずみのすもう / かさじぞう / 木のまた手紙 / つるの恩がえし / カッパがくれたかめ / こがねの砂浜 / しあわせをかけた橋 / ひとつのねがいと三つのやくそく / 鳥のみじいさん / 天ぶく地ぶく / さるになった主人 / さるとじぞうさま / くいごコむかし(花さかじい)/ おむすびころころ(ねずみじょうど)→ 2020/06/14

ひこまる

7
図書館で見つけた本。日本の基本的な昔話はこの本でほぼ網羅していると思うので、ちょっと高価だけど購入するつもり。2012/09/28

mikipon

4
ストーリーテリングの初級講座に参加して、最後の発表の時にするお話を選ぶために用意された本の1冊。この中の「十二支のはじまり」を一人がされたけど、短めだし時期的にも良いので、次に挑戦してみようかと思ってます。2013/11/07

pom

4
寝太郎型桃太郎を素話で。ぐーたらな桃太郎のほうが楽しい。きびだんごを半分しかあげないし。でてくる動物しらない中学生も。2013/09/20

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