じっぴコンパクト新書<br> カラー版 「水」が教えてくれる東京の微地形の秘密

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

じっぴコンパクト新書
カラー版 「水」が教えてくれる東京の微地形の秘密

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月28日 19時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784408338699
  • NDC分類 454.913
  • Cコード C0225

内容説明

東京の町づくりの主役は「湧水」と「川」だった!神田川、渋谷川、石神井川。もう見えなくなった赤坂川、宇田川、藍染川。微地形を利用して作られた玉川上水。それぞれの川が刻んだ谷と丘の上に注目すると、まったく新しい「水が作った東京の歴史」が見えてくる。谷と丘で何が違うのか?川が作った微地形、微地形が作った東京を散歩しながら把握しよう。

目次

第1章―江戸城建造の濠と水源(東京の地下鉄が地上に顔を出す理由―徳川家康の都市づくりのせいだった;東京駅は入江の中、銀座は半島だった―中世末期と明治初期の海岸線比較;城と町、大土木工事の開始―日本橋方面へと川を大移動;内濠建設では半蔵濠に注目―千鳥ヶ淵と桜田濠へのそれぞれの水源とは;地形がいかにも不自然!―御茶ノ水駅付近の神田川は幕府の洪水対策;明治時代、都心屈指の難工事区間―18年かけて御茶ノ水付近の線路が完成;外濠造成も二つの川を利用―四ツ谷と赤坂見附の間にある分水界)
特集 マイナスの標高と「水」(東京下町低地の「海面より低い土地」―荒川氾濫では浸水が長期にわたる地も)
第2章 川を見下ろす権力の館(神田川を見下ろす高台その1―東京一、深山幽谷を感じさせる地;神田川を見下ろす高台その2―総理大臣の邸宅が連なる南向きの丘;神田上水―日本で初めて作られた都市水道 拝まれる対象から疫病神への転落;小石川・大塚界隈―今はなき、大邸宅にあった池の数々)
第3章 複雑な谷が生んだ文化(古川沿岸、古い地形の台地概説―「無秩序に多い坂」に育まれた港区文化;麻布、六本木、飯倉界隈―丘上の屋敷町と丘下の庶民の町;古川沿岸低地、麻布十番商店街―都電廃止で衰退から賑わい復活まで;白金、高輪、御殿山、島津山―工場地帯を見下ろす企業家の邸宅群)
第4章 廃川跡と江戸の上水道(渋谷・原宿・新宿御苑―地下に潜った渋谷川を遡って源流部へ;神田川から目黒川、呑川、渋谷川へ―水がないのに清流のある川のからくり;石神井川が王子の台地を突き破った!?―上流を奪われた藍染川、渓谷美の滝野川;玉川上水―「奇跡の地形」が可能にした江戸の上水道)

著者等紹介

内田宗治[ウチダムネハル]
地形散歩ライター、フリーライター。1957年東京生まれ。実業之日本社で旅行ガイドブックシリーズ編集長などを経てフリーに。旅と散歩、鉄道、自然災害、産業遺産に関するテーマで主に執筆。廃線跡歩きと廃川(はいせん)跡歩き、「歩き鉄」(歴史ある路線沿いを歩き尽くす)を実践中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

27
谷のあるところ、川の痕跡あり。以前住んでいた家の目の前が、笄川の痕跡。2020/07/16

yyrn

26
河川の付替や運河の開削、微地形を生かした上水の敷設など、近代化以前の人々の取り組みに強い関心があるので、この手の本はたくさん読んできた。当本では、おさらいになった部分と新しい知識が得られた部分が半々で、私にはとても面白かった。都内の凹凸地形の特徴的な地域を取り上げ、その紹介も新旧の地図を3D化し、高低差などもブラタモリ的に分かり易く、かつハンディタイプなので当本をもって都内に出かけたくなる。散策コースの紹介も充実。皆川典久氏のスリバチ地形の本に、水系的要素をたくさん盛り込んだような本。おススメします。2023/12/17

ごいんきょ

16
この内容を参考にタウンウォーキングをしたいと思います2022/09/02

ベローチェのひととき

11
本屋さんをプラプラしていて見つけた本。カラー版の写真がたくさん載っていたので思わず購入し読んでしまった。本書は、川や水の流れにより東京の地形を説明している。現在の地図と大正6年の地図が比較できるようになっており、大変興味深かった。また高低差が立体的に描かれており、確かに自転車で通った時に大変だったことを思い出した。2022/02/12

Hiroki Nishizumi

6
分かりやすい図表が多く良かった。地図や衛星写真ではビルや住宅に惑わされがちであるが、こちらの資料では多くの気付きがあった。2020/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13889823
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。