内容説明
「生きた題材」で学べば数学はこんなにも楽しい!宇宙人と会話をするなら「素数」が一番!?元祖「じゃんけん必勝法」とAKB48「じゃんけん大会」で学ぶ確率。「出前授業」の好評テーマなどで学ぶ「芳沢数学」の集大成!
目次
第1章 ここまで解ける「基本」のスゴさ!―算数編
第2章 仕組みがわかれば楽しい!―代数編
第3章 変化を見抜こう!―解析編
第4章 カタチあってのモノだね!―図形編
第5章 論理は理屈よりオトナ?―論理力編
第6章 人のココロも読める?―確率・統計編
著者等紹介
芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
1953年東京生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)を経て、現在、桜美林大学リベラルアーツ学群教授(同志社大学理工学部数理システム学科講師)。理学博士。専門は数学・数学教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さきん
21
基礎編なので半分くらい算数の話。小学生には読んでもらいたいくらい平易でわかりやすい内容。著者の本はいくつか持っているがどれも数学苦手な側に沿っていてありがたい。2021/04/17
nocturne2015
7
理科は単位を書き、数学は単位を書かないことの是非は共感した。単位を書くことで計算方法のミスを防ぐことに触れているが、例えば数式に単位があると、何の数字を拾い忘れているかということに気づけたり、第三者にも分かりやすいという利点があるようにおもう。2022/03/01
ソノダケン
1
食塩水の濃度を答えさせる問題は、中学入試の算数で頻出。しかし食塩水は100℃でも濃度28.2%以下だから、大抵の「正答」はおかしい。なるほど、おっしゃるとおり。テレビでよく聞く「世間をお騒がせして誠に申し訳ない」とゆう命題は、必要条件だが十分条件ではない。ふむふむ、それで? 小学生レヴェルの疑問には明快な解答があるが、オトナの問題には歯切れが悪い。文系人間がどうにかしなきゃいけないのかな。2015/01/14
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
0
視覚と数の感覚のズレの話が面白い。ちょうど子どもが急な坂道の角度を「45度くらいかな?」なんて言っていたので、そんなことはないとスキー場の斜面を例に説明してやりましたが、上手く説明できないでいたところにこの話が出てきて個人的にタイミングが良かった(笑)。 他に、「別れて歩いていく人が急に小さく見える理由」や「ナンバーズ4宝くじからわかる人間の癖」など日常を数学で解明するネタが面白かった。少なくとも理系だった人には分かるネタなんじゃないかな?(理系だった自分でも少し読み飛ばした部分があるけど)2017/08/30
こ~じぃ。。
0
数字が合わない人は何がどうあっても合わないんだろうなぁ・・・2017/01/28