内容説明
離陸後、ぐんぐん高度を上げていく飛行機。時にはまっすぐ、時にはすぐターンして高さは地上1万メートルへ。その時、機窓に…あれっ、この前乗った時とは違う山が見える…!?え!?目的地が荒天で着陸できないかもしれない、別の空港に向かうって?燃料は大丈夫なの?そもそも、誰がそれを指示しているの?何もない空の上だからこそ、厳密に決められたルールを知れば、飛行機に乗るだけでなく見てるだけでも楽しくなる!
目次
1 どこを飛んでいるの?航空路のミステリー(昔はジグザグ、いまはまっすぐ。目には見えない飛行機専用の「空の道」;地図とは異なる空の道。出発地と目的地は同じでも、飛行ルートは毎日変わる ほか)
2 あれは何?窓から見える建物や景色(窓側・通路側か、左右・前後か…。飛行機の席はどこがおすすめ?;ディズニーリゾートの上空は飛べない?羽田空港の発着ルートの不思議 ほか)
3 何をしているの?管制・空港のふしぎ(空や空港内の「交通整理」はだれの役割?機長よりも権限の強い管制官;航空管制は、(1)管制塔→(2)ターミナル・レーダー→(3)ACCのリレー体制 ほか)
4 緊急事態はどうするの?空と地上の意外なルール(台風や火山の噴火時は飛行機が欠航?航空路はどうなるの?;雷が落ちても飛行機は大丈夫?天候とたたかう機体のヒミツ ほか)
5 こうして発展!日本の航空路とローカル空港(「東京飛行場」から飛んだ一番機の乗客はなんとスズムシ&マツムシだった;日本とヨーロッパを近づけた世界初の「北回りルート」 ほか)
著者等紹介
秋本俊二[アキモトシュンジ]
作家・航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・執筆活動をスタート。世界の空を旅しながら、新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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