内容説明
選んでもらえない、買ってもらえない。その原因の多くは、ちゃんと「価値」を伝えていないということ。人間、知らないものは選ばない。興味も持たない。あなたの商品・サービス・ブランドを独自化し、その価値を伝える方法を徹底的に伝授します。
目次
第1章 売れてるものはどこがちがう?
第2章 お客さまは「ただ一人」まで絞り込む!
第3章 繁盛のキーワード=ゆるやかな関係性
第4章 「好き・楽しい・得意」で独自化する!
第5章 会社ではなく、個人のストーリーを発信する!
第6章 「選んでもらう理由」をわかりやすく伝える方法
著者等紹介
藤村正宏[フジムラマサヒロ]
1958年、北海道釧路市生まれ。釧路湖陵高校から明治大学文学部(演劇学専攻)へ進む。早稲田大学演劇研究会にて演劇をプロデュース。大学卒業後、(株)京屋にてヴィジュアルプレゼンテーション、ニューヨーク大学にて映画製作等を経験後、フリーパレットを設立し、ウインドウディスプレイに従事。1992年、(株)ラーソン・ジャパン取締役就任後、各種集客施設(水族館、博物館、テーマパーク、レストラン、ショップなど)の企画設計を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ラテちゃん
8
こんなことも知らずに商売をしようとしていた自分に呆然。ものを売らずに体験を売る。ターゲットを一人まで絞りこむ。全く逆のことをしていました(>_<) 売れる商売はない!売れる売り方があるだけだ。はい、肝に命じます。2013/01/15
poke
6
字が大きいので30分もあれば読み終える。これからは、イメージ→大多数ではなく、個人.個性といった、個→個へ届けるのだということを忘れずに考えていくことを大切にしたいと思う。2017/12/23
こともえ
6
売れない⇒安売りする⇒安さを求めるお客様がターゲットに。売っても売っても儲からない。体力勝負をするには大資本がないと。 自分自身も含めて、数多ある商店・中小企業はどうしたら、お客様に伝わるのか、顧客の「不」を解消する体験(情報)を提示することで、「あ、これって私に向けてのメッセージだ」「じゃぁ見て見よう」と、お客さまの掘り起こしにも。う~ん。深い。これはうまく自分たちの商いにも使っていこう。2012/10/30
ねも
5
ブランディングで悩むことが多かったので読んでみた。会社とは友達になれないが中の人とは友達になれる、の1文にはっとした。通っている美容院は普通の美容院だけど前回話した内容を覚えていてくれたりアニメの話がすごく合ったり、髪を染めるためだけじゃなくてお喋りが楽しいから行っている気持ちがあったことに気づいた。2021/10/23
konpeyy
4
これはいいほん。テクニックに特化せずに本質が書かれている気がする。とくに、チケットを売るときだけ友達に連絡する云々のくだり。2012/07/04