内容説明
現代の「抒情」を描き出す、ファン待望の最新ビジュアルブック。独占ロングインタビュー/制作密着ルポ/安野光雅との特別対談ほか。描き下ろしを多数含む紙版画作品約50点を掲載。
目次
1 モダンガールズ
2 キモノガールズ
3 お姫様のいる風景
4 もうひとつのシュガシュガルーン
5 オチビサン
6 抒情と詩情
7 安野モヨコ今とこれから
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yanae
58
「彼方の友」を読んで、モデルになった「少女の友」や中原淳一に興味を持っていたところ、この一冊に出会う。サブタイトルに少女の友が。安野さん、漫画は知っていたけど、こんなに色んなことをされてる人とは知らず!しかも旦那さんが庵野秀明とわ!思わずウィキペディアを読んでしまった(笑)中原淳一さんをリスペクトしてるとかで、この本では版画で少女の友の世界観を安野さん流で表現されてます。多彩!オチビチャンははじめて知ったけど連載されてるんですねー。色々読んでみたくなりました♡2018/09/27
Vakira
39
個人的モヨコ祭り第4弾 モヨコさんの描く女性の絵が好きで11年も前の紙版画集買ってしまう。手刷りの版画技法ポショワール技法の絵の数々。見て楽しい。収穫はモヨコさんが影響された画家の紹介。高畠華宵、中原淳一、松本かつじ、藤井千秋。そして絵本作家、安野光雅さんとの対談付き。特に気になったのは高畠華宵さんなかなか艶っぽい絵。もしや丸尾末広さんも影響されたのではないかと思わせる。弥生美術館に行ってみたくなった。2020/09/27
きょう
8
10年ほど前の「安野モヨコ展 レトロモダンな世界」出展作品を中心に。安野光雅さんのインタビューあり、墨流堂の品々の商品化が待たれます。ポショワールという技法で描かれた作品が魅力的で、着せ替えの着物柄の配色にもワクワクしますが着る少女は晒しを巻き指先と膝にほんのりピンクがさしていて…。ポショワール、やってみたくなります。2020/10/07
むさみか
4
ショワールの技法で 同じ絵でも 全く違う配色を使い 印象の違う作品をつくってらっしゃいます 大正ロマンチックな 懐かしさと 新しさ モダンな美しさ はかなさを 感じる作品たち。抒情あふれる作品たちが 見応え十分でした2021/03/12
あけの
1
きれいだった おちびさんの裏話とか面白かった2018/04/11